広告出稿を管理するトータルフレーム「カスタムキャンペーンカルテ」でわかること vol.3 基本パッケージ篇

- ソリューション局マーケティングソリューション部
- 花木綾
キャンペーンカルテは、キャンペーンの広告効果を広告の認知~態度変容まで一貫して把握するトータルフレームです。
※「キャンペーン」「広告効果」とは?はVol.1を、「キャンペーンカルテの基本理念」についてはVol.2をご参照ください。
キャンペーンカルテには、ベースとなる「基本パッケージ」と、お客様のご要望に応じてご自由に追加いただける「オプションプラン」をご用意しております。
今回は、基本パッケージをご利用いただくことでどんなことが分かるのかを簡単にご紹介させていただきます。
【図1】
①キャンペーンの認知状況
キャンペーンの対象となる商品・サービスが、どのメディアから認知されたのかをターゲット別に把握いただけます。
また、複数回実施いただくことで、過去の調査結果と比較して波及状況を比較いただくことも可能です。
【主な確認視点例】
■キャンペーン認知全体
・・・世の中全体ベースで見たときに、今回のキャンペーンがどの程度波及したのか?
■ターゲットごとの認知
・・・「競合商品ユーザー」「潜在顧客層」など、その商品・サービスの良さを特に伝えたい相手に対しどの媒体がどの程度認知されたのか?
■キャンペーンきっかけでの商品・サービス購入(利用)者の認知
・・・どの媒体がその商品・サービスの購入につながったのか?
②キャンペーン出稿によってもたらされた態度変容効果
それぞれの媒体を認知することで、どんな広告効果が得られたのかを、20項目以上の態度変容指標から分析します。
それぞれの媒体ごとに横並びで比較することで、どの媒体がどんな役割を果たしたのかが一目でご確認いただけます。
【主な確認視点例】
■キャンペーン全体の出稿効果
・・・クロスメディア出稿により、キャンペーン全体として「どんな効果が」「どの程度」獲得できたのか?
■それぞれの出稿媒体ごとの出稿効果
・・・「どの媒体が」「どんな効果を」果たしたのか?
■複数の出稿媒体を組み合わせることによる出稿効果
・・・たとえば『交通広告を見た人が、電車を降りた後にお店で商品を買ってくれるように』といった導線を想定して広告出稿した場合、狙い通りの効果が得られているのか?
③キャンペーンで伝えたかったこと(訴求ポイント)の到達・影響度
キャンペーンで伝えたかったこと=具体的な訴求ポイントがどの程度伝えられたのかを、「理解」「影響」という2つの異なる尺度から確認いたします。
それぞれの媒体ごとに横並びに比較することで、どの媒体がどの訴求ポイントの伝達に貢献したかが一目でご確認いただけます。
④キャンペーン出稿媒体ごとのクリエイティブ評価
それぞれの媒体に接した人が広告からどのような印象を受けたのかを確認します。
媒体そのものが持つパワーだけでなく、クリエイティブ視点での出稿効果もまとめてご確認いただけます。
上記①~④を、定型レポート形式でご提供いたします。
【図2】
キャンペーン総括シート:これ1枚で、キャンペーンの広告効果の全体像を把握いただけます。
【図3】
グラフシート:主要な評価項目について、ターゲットごとに詳細なスコアをご確認いただけます。
(下記は一例)
「カスタムキャンペーンカルテ」は、上記以外にもキャンペーンによる広告出稿効果を多角的視点で評価いただくことが可能です。
また、追加分析やオプションプランを交えることで、次回以降のキャンペーン実施に向けた方策のご提案も含めたサポートも多数実施させていただいております。
オプションプランについてのご紹介は、vol.4でご紹介します。
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