マーケティングに科学的メスを!―ビデオ・リサーチ ホールテストシステムについて―

VRDigest編集部
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※本記事は1986年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

ホ-ルテストとは

 調査対象者(ターゲット)を、同一環境において、集中コントロールする調査手法ですが、近年のマーケティング環境の変化とともにその需要は急増の気配をみせています。

ビデオ・リサーチ ホールテストシステムには、独自のエレクトロニクス技術が生かされており、現在の多様化した消費者の意識を、より早く的確に把握するためのさまざまなマーケティングの解決に大きな力を発揮する最高の調査システムといえます。

無線式のキーパッド(アナライザー)を採用

 実施場所の設定に制限されることなく必要な場合にはロケーションを変えてテストを実施することも可能です。アナライザーの使用によって、回答者が自分の意見や考え方を自由に表現でき、緊張や心理的プレッシャーによる回答の歪みや誤差を防ぐことができます。

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スピーディな集計システム

 キーパッドで求められた回答は、パーソナルコンピューターに連動され、リアルタイムで集計作業が行なわれます。基準集計に要する時間は約120分です。

進行のチェックがスムーズ

 被験者の回答はパーソナルコンピューターのCRT画面を通してモニター出来るため回答エラーや特定回答者へのフォローが素早く行えます。

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CF興味反応システムやVTRタキストコープと併せてご利用ください

CF興味反応測定システムとは

 キーパッドとパーソナルコンピューターのコントロールによるVTR(Uマチック%)の組合せによりTV-CFの各シーンに対する興味反応や好感度が1秒単位で連続的に測定できます。

 キーパッドの特殊ボタンには、連続量を1秒単位でチェックする機能が付加されています。

 この機能によってテレビCFをOn-Airしながらその1シーン、1シーン毎の好感度や興味反応を回答者に評価させることができますので、クリエイティブのチェックや手直しに最適のシステムです。

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VTRタキストスコープとは (オプション)

 タキストスコープは1秒以下の短い時間で広告素材などの対象物の露出を調整して、どれだけの時間露出すれば,被験者が対象物を視知覚できるかを測定する装置です。

従来の光学式タキストスコープは容量がかさむうえに、暗箱(室)の利用などテスト条件が不自然で被験者に心理的不安を与えました。

 VTRタキストスコープシステムは、VTRと映像処理、装置を使うことによりこのような欠点を解消しました。対象物は、いったんビデオカメラで撮影され、録画コントローラーにより、画像露出量(1/30sec単位:NTSC方式)を任意に調整しビデオテープに記録されます。

 被験者はビデオテープに記録、コントロールされた対象物をテレビ画面を通じて見、テストされます。このシステムにより、一度に大勢の被験者を調査することができ、CFなどの映像の調査も可能となりました。

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