2017年最新の調査でみえてきた 若者の動画視聴

石倉 裕大
ソリューション局 ひと研究所 わかものラボリーダー
石倉 裕大
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ひと研究所の「わかものラボ」では若者約2500人を対象に調査を実施しました。若者がわかりにくくなった、多様化したといわれて随分経ちますが、改めて、2017年の若者が何を考え、何をしているのかを確認しました。特に、若者の動画視聴の傾向や、デジタルデバイスをどのように使っているのかという部分に注力しています。本号ではその結果を一部先行して紹介します。

スマートスピーカーは若者から火がつくか!?

2017年はスマートスピーカー(AIスピーカー)元年と言われ、Amazon EchoやGoogle Homeをはじめとしたスマートスピーカーが日本に上陸することになり、話題になっています。また、「自動運転」や「リアルタイム翻訳」といった新しいテクノロジーを使った先進的なサービスも次々と生まれ、今後もその勢いは加速しそうです。そこで、若者はそういった先進的な技術を使ってみたいと思っているのか確認しました。  下の図は「スマートスピーカー」「自動運転技術」「リアルタイム翻訳」「4K・8Kテレビ」の先進技術が普及した場合、それを利用したいかどうか聞いた結果です。18~24歳の若者と比較のために40代の結果を比べてみたところ、「自動運転」「リアルタイム翻訳」「4K・8Kテレビ」は若者と40代でそれほどスコアが変わらないことがわかりました。つまり、幅広い年代に期待されている技術だと言えそうです。一方、「スマートスピーカー」は40代に比べ、若者の意向、すなわち期待が高いという特徴がみられました。若者からは、「普段から音声検索をよく使う」という声を聞くこともあり、音声認識サービスに対する心理的な距離が近いのかもしれません。日本でスマートスピーカーが普及するかどうかは色々な説がありますが、普及のカギは若者が握っているといえそうです。

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若者はやっぱりネット動画に高関与

 デバイスの拡がりや次々登場する新しいコンテンツにより、生活者のメディア接触は一層多様化しています。中でもインターネット動画については利用時間量の増加とともに、意識も強まっています。動画に関する意識をいくつかみてみると、若者と40代では「動画の広告はできるだけ早くスキップしたい」「スキップできない広告が表示されるとイライラする」といった動画広告に関する意識については差がありません、しかし「あなたへのおすすめで出てくる動画をつい見てしまう」「短い動画をたくさん見ているうちに、何時間も経過していることがある」「シリーズもののコンテンツはイッキ見したい」といったコンテンツに関する項目は若者の方が高く、40代との差がみられました。若者がネット動画コンテンツに対する関与度が高いことが改めてわかります。

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今回の調査から得られた詳しい結果や分析については、今後記事やセミナーなどで引き続き紹介していく予定です。引き続き、わかものラボからの情報発信にご期待ください。

若者調査2017調査概要

調査対象:15~49歳 男女(比較対象として35歳~49歳にも聴取)3000サンプル

調査エリア:全国

調査時期:2017年9月

Facebookページの紹介 Facebookで若者研究に関する情報を随時更新中です。若者に関する調査の結果をご紹介するコラムもあります。ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/vrwakamono/

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