海外ニュース 世界の調査会社TOP25より

VRDigest編集部
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 ※本記事は1987年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

昨年末、1987年度の世界の調査会社TOP25がアド・エージ誌(Dec/5)から発表された。ランク1位は、Nielsen、売上は76,500万$(129円換算で約987億円)で断然トップ、第2位のIMS Internationalの売上の2.6倍、ビデオ・リサーチの11.6倍となっている。当社は2年前の第12位から第10位になった。これは売上の好調さに加えて、円高効果が幸したものであろう。

 TOP25社について、その事業内容をみると、明確な特徴をいくつか見出すことができる。その特徴の一つは、上位にランクされている社ほど、ハイテク装備力を持ったパネル調査を実施していることである。

 TOP10のうち、IMS、Research International、Infratestの3社をのぞいて全て、メータによるTV視聴率調査やスキャンパネルを実施している。又、海外戦略やM&Aに積極的なのも共通の特徴である。

 もう一つの特徴は中位以下のランクの社にみられる傾向で、CATI、フォーカスルームによるアドホックリサーチに積極的な取組みを行っていることである。

 こうした特徴を総括すると、

(1)肖真横造の多様化とともに、消費者の個性化が進み、(2)それに伴なう外部環境の変化は調査手法そのものを限界に近ずけ、(3)調査デ⊥夕の収集をハイテク技術を駆使した収集技法へと変化せしめ、調査の装置化を進めつつある。(4)そのため、資金力、調査能力が一層求められることとなり、調査会社のM&Aによる業界再編成が急激に行なわれている。

ちなみに、1981年以降M&Aの数は急増し、72社を数えるに至っている。

この結果、強者はますます強く、巨大化の傾向を示し、調査業界の二極分化の傾向は一層強く表われていくものと思われる。

以下、TOP10社について事業内容の概要をご紹介する。

                                  (経営計画室 藤平芳紀)

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