テレビタレント人気度の変化をみる ~'87.2月度テレビタレントイメージ調査より~

VRDigest編集部
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 ※本記事は1987年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

ビデオ・リサーチでは番組分析、広告計画立案のための基礎データの収集のため、毎年2月と8月に"テレビタレントイメージ調査"を実施しています。このほど1987年2月度テレビタレントイメージ調査の結果がまとまりましたので、その一部をご紹介いたします。

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男性タレント <人気絶頂!!明石家さんま>

 最近は"おもしろい、親近感のある"といった感じのあるタレントに人気が集まる傾向が続いています。

'87年2月度のベスト10の顔ぶれをみても「親しみやすい」イメージ評価の高いタレントが上位を占めています。

 今回調査の男性タレントの人気度恥1は「明石家さんま」で、' 86年2月度調査より                                                                  

3回連続トップになっており人気絶頂といったところです。特性別(性、年齢別)でみても男性20~34歳、女性10~19歳、女性20~34歳で1位、男性10~19歳で2位と、若い年代の圧倒的な支持を得ています。気取らずに地をさらけだし、とにかく面白いというのが人気の秘密といえそうです。

次いで2位は中村雅俊(前回7位)、3位は西田敏行(前回4位)となっています。

ビートたけしは写真週刊誌F事件の影響を受けてか、前回2位から今回5位へダウンしています。

 今回注目されるのが「陣内孝則」、ユニークなCFやドラマ等への出演がきいて前回に比べ知名度で32.7%、人気度で10.7%上昇。イメージ評価でも"男性的な"、"親しみやすい"、"スマートな"の項目で伸びています。そこでその人気度、イメージの変化を図1でみてみました。

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そのほかのタレントでは、鹿賀丈史(+9.9%)、小堺一機(+9.6%)、吉幾三(+8.9%)らの人気度上昇が目につきます。

女性タレント<ダントツ人気の吉永小百合、沢口靖子・斉藤由貴が躍進>

 女性タレントの人気度No.1は今回もまた第24回調査('84年8月)以来6回連続で吉永小百合でした。人気度48.3%と断然トップの人気を獲得。イメージ評価では「女性的な」の項目で64.3%とトップにたっています。特性別では、35~59歳の男性に支持者が多いようです。

 ついで第2位には前回22位から急上昇の沢口靖子、3位には前回7位の斉藤由貴があがってきました。二人ともNHK朝の連続ドラマに出演した頃から、支持層が広がり、その後CF、ドラマ、映画、歌など多彩な活躍で人気を高めてきました。(図2参照)

 このはかの女性タレントでこぶちさくは竹下景子、歌手の中森明菜の人気度上昇が注目されます。

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 最後に今回より調査対象となった39名の新規調査対象タレントについて、知名度・人気度を図3でみてみますと、男性タレントではロス・オリンピックのゴールドメダリストでその後テレビのレポーターやバラエティー番組で活躍している森末慎二が目立っています。女性タレントでは「チャチャチャ」が大ヒットした石井明美、ビデオテープのCFや「独眼竜政宗」"愛姫役"の愛らしさで話題をよんだ後藤久美子が、知名度に比べて人気度が高く、今後の活躍が期待されます。(以上敬称略)

(市場調査第一部、調査企画課 今野修司)

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