静岡地区のテレビ視聴状況

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※本記事は1986年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

静岡地区はテレビ視聴も日本の中間

静岡地区は'84年10月1日より機械式調査の第8番目の地区として調査を開始しました。

静岡地区のテレビ視聴状況を、85年年間視聴率(6時~24時)から特性を紹介します。

年間視聴率をみますと関東地区45.2励ゴ第1位で、次いで札幌・仙台地区につづいて静岡地区は43.5%で第4位である。日本列島の中間点となっている静岡は視聴率的にみても中間順位となっています。

静岡地区の月別視聴率をみると冬場の1~3月は各地区とも視聴率が高くなる月であるが、静岡地区の場合、1月46.2%、2月44.5%、3月46.0%と2月に変化がみられます。2月の変化は大学・高校受験による影響と思われ、教育熱心な県民性の-端がみられます。8月は8地区中第1位の視聴率となっています。日航機の墜落のニュースや高校野球・プロ野球等の野球好きの多いことも反映されています。

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静岡地区の特性

静岡地区は8調査地区のうちで多くの特性で第1位となっています。初めに世帯における平均家族人数が3.37人また3世代家族の割合も最も高い地区となっています。都会のような核家族型になりきらず、祖父母。父母・子供といった大家族形態が残っている地区といえます。家の所有状況でも一戸建の持ち家率71.5%や平均部屋数5.2室で住宅環境も良好である。地元企業の就業者は地元出身者が大部分で他県からの流入は比較的少くない、

その反面若者層の大都会への流出が比較的高く、その労働力を補うためか主婦の有職(パート含)率が高くなっています。

このような特性を持った静岡地区はテレビの視聴習慣にも特徴がみられます。

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朝の生活習慣からみた視聴状況

次に平日の朝の視聴パターンはどのようになっているでしょうか。次頁グラフは'85年9月のある日(平日)の6時~9時台の総世帯視聴率の動きを毎5分で追ったものです。

静岡地区と関東・名古屋地区を比較してみますと、特に静岡地区には極だった特徴がみられます。関東・名古屋の両地区の朝の視聴パターンは絶対値の差こそあれ癖似しています。

これに対して静岡地区では6時から7時10分まではほぼ関東地区と同じように上昇していますが7時15分から8時にかけては、関東・名古屋地区では上昇を続けるのに対して逆に下降しています。

ここのところが静岡地区の最も大きな特徴となっています。下降の要因としては小・中・高校とも7時30分から登校が始まり、また有職主婦の出勤や官公庁・一般企業の就業時間が8時~8時30分に集中していることなどが考えられます。

月~金の平日は年間通してこの傾向となっています。地域に住む人々の生活パターンの違いにより、朝の生活習慣も変化しています。

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サッカーと野球への関心が高い静岡地区

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静岡のサッカーと野球に関する関心はかなり強いようです。

両スポーツとも競技人口は小学生から大人まで地域ごとにクラブチームが多数あり、毎日曜日や休日には、どこのグランドも満パイとなるほどです。

完全な地域密着型のスポーツです。特にサッカーは、今年、清水市立商業が全国制覇をし、また清水市のママさんサッカーチームが女子の日本一となっています。両スポーツの人気はテレビ視聴状況からもうかがうことができます。(静岡営業所長 嶋崎征幸)

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