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※本レポートはVR Digest(2013年9・10月号)に寄稿したものです

ACT.2「異業種に学び、明日をひらく」

開催概要

テーマ 異業種に学び、明日をひらく
日時 2013年8月7日(水)18:30~21:00(トークセッション&懇親会)
会場 株式会社ビデオリサーチ 本社1F ラボスペース
費用 2,000円
定員 30名
ゲストスピーカー 早稲田大学ビジネススクール 山田 英夫 教授
ファシリテーター 株式会社ビデオリサーチ 青山 隆一

当日のタイムスケジュール

18:30-18:50 : 自己紹介タイム、ご自身の業務内容と課題感
18:50-19:50 : ゲストスピーカー(山田先生)のお話
19:50-20:30 : テーブルトーク、参加者同士での対話
20:30-21:00 : 懇親会


【ドリンクとサンドウィッチでお出迎え
対話のためにもまずは腹ごしらえ】

 「異業種に学び、明日をひらく」と題して開催した本会は、ふたつのねらいがあって企画しました。

 ひとつには、国内外問わず多様な業種・業界のビジネスモデルを研究している山田先生から様々なビジネスモデルについて学ぶ。

 ふたつ目としては、山田先生のお話を聞いた後、様々な業種の方々が着座する各テーブルでの対話を通して、他業界の方の物の見方・視点を学ぶ。

 このふたつの意味で“異業種から学ぶ”というタイトルを掲げました。

 山田先生にお越しいただいたのは、当社を含め、情報提供を対価にビジネスを行っている事業会社にとって、今ビジネスモデルのあり方自体を改めて再考してみてもいいのではないか?という想いからでした。

 7月開催のラボACT.1 のテーマ『体験機会の提供』も、”情報”そのものだけで生業を成立させるのが厳しくなりつつある時代背景を受けて立てた企画でしたので、今回のACT.2 も問題意識は同じでした。

会の流れ


(1)まずはじめに、ラボを始めた想い、そして今回のテーマの企画意図を参加者の皆さまと共有。
BtoC企業でもBtoB企業でも、情報課金型のモデルでビジネスを展開している企業にとっては、情報・データの低価格化やフリー化の流れが進む今、これからどうやって生き抜いて行くのか?について、業種・業界の枠を超えて考えてみたい、と課題意識の共有をしました。

(2)山田教授のビジネスモデル100連発。
情報産業という枠に捉われず、そもそもどんなモデルでビジネスを展開している企業があるのか?自分達の知らない領域にヒントがあるというコンセプトの元、スターマイカ、セブン銀行、青山フラワーマーケット、コマツ、楽天バス、エルメッドエーザイ、ガリバー、ヒルティー、ケアプロ、パーク24…とにかく様々なビジネスモデルの事例が展開。
通常は3時間分の講演量というボリュームを、1時間の尺に詰め込んで、軽快なリズムでご紹介いただきました。

 会の後半では、情報課金型ビジネスを行っている事業会社にビジネスモデルの再考を無自覚にも迫ってくる生活者とどう向き合うかを“異業種の方々で考える”という趣旨で進行しました。ビジネスモデルの話を前半で聞いて、後半で生活者の話をするのは、総時間量に対してやや詰め込み過ぎで、参加者の方々には分かりづらい流れであったかもしれませんが、サービスの提供側の仕組みの話とサービスの受け手側である生活者の両方の視点から会を構成したいと考え、このような流れとしました。

 皆さまと話しあったテーマは以下のふたつです。

今回の問い

1問目:「まずはご自身の事について教えて下さい。今、どんな情報にお金を払っていますか?」

2問目:「どんな情報に、生活者はお金を払うのでしょうか?」


(3)1問目「まずは自分自身はどんな情報にお金を払っていますか?」
皆さまのパーソナルな一面も垣間見え、互いの距離が少し縮まったようで、ある方の「何故私は競馬新聞に財布を開くのか?」の話には、会場が笑いと共感に包まれました。

(4)2問目「どんな情報に、生活者はお金を払うのでしょうか?」
「将来を見通してくれるもの」「夢を持たせてくれるもの」「そこでしか絶対に聞けない一次情報」「インフォメーションではなくインテリジェンス」などなど。1問目で出てきた個別具体的な話を、自身の仕事に応用・展開するために、テーブルごとに抽象化していきました。

(5)テーブルごとに出た見解を全体で集約。
テーブルごとに、どんな話が出てどのように集約していったのかを全体で共有しました。
実際には、非常に難しいテーマだったため、この短い時間量では集約し切れなかったですが、話足りなかった部分は、懇親会でお酒を飲みながら会話は続きました。


【8月上旬の酷暑の中での実施だったので、お料理のテーマは「夏バテをふきとばせ」。
メインディッシュは「うなぎごはん」。】

会を終えて

 7月に開催したラボACT.1 で、ゲストスピーカーである旅行会社の方が「生活者の変化の兆しをどこで感じますか?」という問いに対して、「昔は旅行をする事自体が目的だったけれど、今は旅行は手段に過ぎず、その旅行を通じて何を得られるのか?が旅行者の選択ポイントになっている」というお話をして下さいました。

 今回のラボを通じて、“情報”についても全く同じ事だと感じましたし、情報や旅行に限らず、他の商品カテゴリーでも同様の動きが起きていると感じます。

 もはや情報の型(=パッケージ・伝送路)の問題ではなく、機能的・実利的な価値でもなく、その情報を得る事でどんな情緒的価値が得られるのかが、今後ますますポイントになっていくのだとは思いますが、その生活者にとっての“情緒的価値”なるものも、時代と共に変化してきているように感じています。

  このテーマについて掘り下げる企画を、今後のラボで立ててみたいと考えています。皆さまの御参加をお待ちしております。

コーポレートコミュニケーション室 青山 隆一

開催概要は「第2回 VRオープンラボ ~異業種に学び明日をひらく~」に掲載しています。


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