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ビデオリサーチ、大規模商業施設内や地下空間でのカスタマートリップを捕捉可能な次世代位置情報提供の実用化へ

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:加藤 讓)は、株式会社グラビティ(本社:東京、社長:柳瀬 敦)および株式会社タップアラウンド(埼玉、社長:安藤 雄太)共同で、タップアラウンド社が所有する「TAP Track」を利用したユーザーの位置情報データ測定実験を渋谷・銀座など都内で実施し、大規模商業施設内や地下街での位置情報の把握と行動履歴の測定に成功しました。

「TAP Track」測定実験のイメージ

今回測定に成功した仕組みは、新たな端末を必要とせず、対象ユーザーのスマートフォンデバイスに測定アプリをインストールすることにより、外出中の行動履歴の測定や訪問先及び滞在先の判定等を行うものです。

「TAP Track」の最大の特徴としては、従来の位置情報データでは捕捉しにくい、商業ビル内のフロア移動や、店舗やテナントごとにユーザーの来店、滞在時間、通過等を判定、測定することができる上、地下街や地下鉄駅構内での行動もトラッキング可能になります。

三社ではこの詳細な位置情報・行動履歴情報データをマーケティング分野に利用し、広告配信テクノロジーでの活用、屋外広告メディアの接触測定、インバウンドマーケティング、ビデオリサーチが持つシングルソースパネルとの連携など様々な可能性を見込んでいます。

今後は、パートナー企業を募った上で、屋外メディア測定等の実験も想定しており、プラットフォームとしてサービスの提供を開始していく予定です。

■株式会社タップアラウンド 企業概要

2015年設立。NEDO SUI事業採択企業。特許出願/取得済みの技術により、低コストかつ屋内外を問わず利用可能な、位置・行動情報連動型マーケティング手法を構築。屋内外問わず、空間でのユーザー行動情報の取得/解析および位置連動型の情報配信等のサービスを提供予定。

■株式会社グラビティ 企業概要

2013年設立。子ども向け習いごと情報プラットフォーム「ノビルコ」の運営、PR・広告コンサルティング事業、スタートアップ支援事業等。