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中・高校生も大忙し!~11月23日は勤労感謝の日~

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、社長:加藤 讓、以下ビデオリサーチ)は、生活者の実態を捉えるための活動の一環として「勤労感謝の日」に関する分析を実施しましたので、結果をお知らせします。

大人だけが大変なのか?

まず、働いている人たちは1日のうちどのようなことにどの程度時間を使っているのでしょうか。(図1)

朝の6時~7時に起床しその後通勤、8時以降に仕事をしている人が急増しています。その後お昼時間を挟み、引き続き午後も仕事を行い、徐々に帰宅する様子が窺えます。そして19時を境に仕事をしている人と家に戻っている人の割合が逆転します。こうしてみると、起きている時間の大半を仕事に費やしている様子がはっきりと分かります。

(図1)フルタイム勤務者の平日の行動

(図1)フルタイム勤務者の平日の行動

※MCR/ex 東京50km圏,2017年4-6月調査 ※18~69歳男女フルタイム勤務者を集計

一方、学生はどうでしょうか。

中・高校生の1日の流れを見て見ます。(図2)

(図2)中・高校生の平日の行動

(図2)中・高校生の平日の行動

※MCR/ex 東京50km圏,2017年4-6月調査

中・高校生は大人より早く学校に着いています。8時までに多くの人が学校に行き帰宅は逆に大人よりやや早く家に帰っています。大人の勤務時間と中・高校生の学校での活動時間はほぼ同程度ということがわかります。

しかし、中・高校生はこれで終わりではありません。図2の赤枠をご覧いただくと、学校のあと、塾に行ったり、自宅で勉強をしていることがわかります。

具体的な仕事時間、勉強時間量で比較してみましょう。(図3)

(図3)平日の中・高校生の勉強時間とフルタイム勤務者の仕事時間

(図3)平日の・高校生の勉強時間とフルタイム勤務者の仕事時間

※MCR/ex 東京50km圏,2017年4-6月調査

勉強を中・高校生の"仕事"と捉えると、大人以上に仕事をしているといえるでしょう。得に中学生は10時間3分と大人より1時間以上も長く"働いて"います。とはいえ、大人は仕事以外にも家事などもあるため、上記以外でもやることはまだまだあります。

大人も子供も、毎日お疲れ様です。

※1「MCR/ex」とは・・・A特定の1週間について、生活者の行動を「基本的な生活行動」「メディア接触」「買い物行動」の視点から、曜日別に時間軸に沿って捉えます。時間は最小15分単位で捕捉、1日の流れの中でいつ何をしているのかを、性年代別はもちろん、意識や嗜好別に捉えることができるデータベースです。