特集

第2回 株式会社LIG クリエイターの視点

 株式会社LIG 異分子を注入して独自の地位を築く

「異分子を注入して独自の地位を築く」

競争が激しいWeb業界で、ユニークな立ち位置を築いた制作&PR集団。
自社(Company)を冷静に分析し、"面白さ"という
武器を得たことで、オリジナリティを発揮する。

「こんなに笑える会社案内でいいの!?」
株式会社LIGのホームページを閲覧した人は、誰でもそう思うに違いない。
「真面目なコンテンツと面白スパイスが8対2くらいですかね。やりすぎると、ふざけた会社だと思われるので......」
とは代表取締役の岩上貴洋さん。
その溢れ出るユーモアが話題を呼び、Webの制作からプロモーションまで、依頼が後を絶たない状態だ。
「設立当初は普通の制作会社でした。他社との差別化を考えていた頃、幼なじみから竹内を紹介され、
僕はまさに彼が持っていた“面白さ“を求めていたので、力を貸してほしいとお願いしたんです」
 一方、今でこそメディア事業部の核として働く竹内さんだが、当時、Webの知識はほぼ皆無。
「ただ、『面白い=正義』という信念を持っているほど、お笑いや面白いことは大好きでした。
自社ブログを書くように言われても、当初はそれで収益を上げようなんて考えも及ばず、
いかに注目されるかだけを狙っていましたね(笑)」
 岩上さんには、ビジネス的観点でも面白さにこだわる理由があった。
「笑いがあると、PVはハネます。もちろん旬が過ぎ れば落ち着きますが、ベースラインは確実にボトムアップする。
見る人の心に入りやすくするための要素として、笑いを取り入れたかったんです」
ちなみに、メディア事業部に所属する菊池良さんも、竹内さんに負けず劣らずの超個性派。
「俺が欲しければ、企業からアプローチしてこい」という逆就活サイト(!)を立ち上げた経歴を持つ。
「僕が引きこもりだった頃のネット社会では、面白いことをやった人がヒーローで、僕はその存在に
救われてきました。今度は自分が恩返しする番だと思っています」

右から、竹内紳也さん、岩上貴洋さん、菊池良さん。


竹内さんの入社を機に、LIGはWebプロモーションという新規事業に乗り出す。
こうして、面白さを媒介にWeb制作+PR、つまり『作って広げる』という独自の強みを培ったのだ。
「竹内がいなかったら、ここまでLIGのプロモーションは成功していなかった」と語る岩上さん。
でも、竹内さんは「自分の感覚的には、やっとスタートラインに立ったという感じで、本番はこれから」だという。
「Webも、TVと同じような影響力を持てるメディアだと思うんです。
そのためにも、今後のWeb業界にはTVの放送作家や脚本家のような存在が必要。
Webではディレクターが全てを兼任しがちで、面白くする作業までは手が回りません。
でも、笑いの筋道を立てる専門家がいれば、広告や宣伝もTVショッピングのように楽しめる
コンテンツとして成り立たせることができるはずです」(竹内さん)
「それがPVや認知度アップにもつながると思うんですよね」(岩上さん)


和みの打ち合わせスペース

壁一面にずらりと漫画が収められ、バーカウンターが設置された打ち合わせスペースは、さながら漫画喫茶のよう。 社名の由来である「Life Is Good」を体感できる居心地のよい空間で、社外の訪問者にも人気だ。

オウンドメディアも必見

ユーモアに溢れる記事が並ぶ自社サイトのトップページ。LIGブログをはじめとする、計4つのオウンドメディアも展開中。 これらの自社メディアは、“作る&広げる”の運用実績例としても重要な媒体となっている。

株式会社LIG
http://liginc.co.jp/

2007年設立。主な事業内容は、Webサイトの制作やPRコンテンツの企画制作など。 竹内さんと菊池さんが所属するメディア事業部は、会社の広報やオウンドメディアの運営、他企業プロモーション活動のサポートなどを行う。