家庭円満のカギは"考え方のクセ"?!~VRの生活者セグメント「ひとセグ」~

VRDigest編集部
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※当記事は2015年12月1日にVR LOUNGEに掲載されたものです。

■人には「考え方のクセ」がある

 ビデオリサーチ「ひと研究所*注1」では、多様化が進み性別や年代といったデモグラフィック特性だけでは捉えづらくなっている生活者の新たな切り口として、情報入手時や購買選択時の思考特性=「考え方のクセ」での分類が有効であることを発見し、それぞれのタイプに届きやすいメディアや、響くコミュニケーションメッセージ要素の研究を行っています。

■タイプによって異なるコミュニケーションのツボ

 「考え方のクセ」によるタイプ分類は、マーケティングの世界で活用いただくことを目的に開発したものではありますが、実は日々の何気ないコミュニケーションにも非常に役立ちます。自分のタイプはもとより、目の前にいる相手のタイプがわかると、今まで「なんでそうなる?!」と思っていた相手の反応が理解できるようになり、コミュニケーションのイライラや対立を減らすことができます。それだけでなく、相手の反応を予測して伝え方を変えれば、お願い事をする際にスムーズに「OK!」の返事を取り付けることができるようにもなるのです。

 考え方のクセは「自発的」か「他発的」か、「イメージ重視」か「機能重視」か、の2軸で構成され、6タイプに分類されます。

グラフ



■「考え方のクセ」がわかるとコミュニケーションもスムーズに!

 一般の方へのインタビューからの事例です。外食でいつも新しいメニューにチャレンジする夫に対して 、美味しいかどうかも分からないのに何で毎回そんなリスクの高いことするのかしら、と不満なAさん。食べて「失敗した~」という夫に「ほらね」と 冷ややかな対応をするのが恒例になっています。かたや夫は、不味かったことより新しいメニューにチャレンジしたことで満足そう。その姿を見てAさんは余計にイラッとしてしまいます。そんなAさんは、世の中の評判が選択基準になる「コミュニティ同調」タイプ。夫は、新しいものが気になって仕方がない「トレンドフリーク」タイプ。考え方のクセが異なるからメニューの選び方も違って当然なのですが、ついつい自分基準で相手を見てしまうので「なんで?!」とモヤモヤしてしまうのです。

 これはある研究員の経験談です。本人は日頃から情報収集しながらより良いものを追い求める「スマート目利き」タイプ。そのお眼鏡にかなったものを見つけたときは、気配りキャラでもある「スマート目利き」はきちんと妻にも相談します。それなのに妻は「それ、今いる?」「もうちょっと様子を見てから買ったほうがいいんじゃない?」と渋い反応です。そこで妻の普段の振る舞いを振り返ってみると・・・無駄遣いが嫌いで計画的で将来の備えもばっちり、流行品より品質が担保された定番品を好むその性質は、「堅実ストイック」そのもの。妻にとってはそれが本当に安心して使えるものなのか、本当に必要なものなのか、納得できることが大事なポイントであるということを改めて認識しました。それからは欲しいものがあるときは、それが長期的に見るとコスト軽減になることを伝えて先々まで計画的に考えていることをアピールしたり、流行っているからではなく品質が優れているから買うべきなんだと主張したり。「堅実ストイック」タイプの妻のツボを意識したプレゼンテーションにより、交渉成立の確率がグンと上がると共に、反対されるときも理由が納得できるようになり、ますます家庭円満になっているとのこと。

 ストレスのないコミュニケーションのために、皆さんもご自分や周りの人がどのタイプか、ぜひチェックしてみてください。下記QRコードからどうぞ!

ひとセグ®「情報×選択セグメント」
QRコード
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【書籍発売のお知らせ】
本コラムでご紹介しましたひとセグ®「情報×選択セグメント」に関する解説および事例紹介をまとめた書籍です。ご興味お持ちいただけましたら是非ご一読ください!
マインド・ホールを突破せよ。
「ビデオリサーチが提案するマーケティング新論 マインド・ホールを突破せよ。」
株式会社ビデオリサーチ ひと研究所編著(ダイヤモンド社)



*注1 「ひと研究所®」について
ひと研究所
「ひと研究所®」は、ビデオリサーチの生活者に関する研究所です。研究領域ごとに専門性の高いメンバーを召集し、「シニア」「若者」などのターゲット研究や新しい「生活者セグメント」を開発することで、生活者に届きやすいコミュニケーションの研究や企業が抱えるマーケティング課題の発見・解決などを行っています。

ひと研究所はこちら

*注2 VRの生活者セグメント「ひとセグ®」について
ひとセグ
「ひとセグ®」は、生活者を性別・年齢・ライフステージといったデモグラフィック特性に限らず、ひとの内面=サイコグラフィック特性でも捉えた、ビデオリサーチが開発したさまざまな生活者セグメントの総称です。今回ご紹介した「情報×選択セグメント」の他にも「性格」「生活価値観」「表現嗜好」などのタイプ分類があり、その時々のマーケティング課題に合わせて最適な切口をご提案します。

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