全国新聞総合調査(1)『J-READ』『@J-READ』のご案内

- VRDigest編集部
※本記事は2001年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。
新聞のメディアパワーを科学的に示す...
■はじめに
当社では本年11月に、「新聞」の媒体力や覇者の質を示すことのできるデータの充実を目的とした、『全国新聞総合調査』を実施致しました。
この調査の結果については来年3月にデータリリースをする予定ですが、今回より3回にわたって本調査の概要、データ提供の仕方などについてご紹介致します。
1.「全国新聞総合調査」の調査概要
◆調査対象 満15歳~69歳の男女個人
※2001年9月1日時点で満15歳以上
◆対象者抽出 RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)により調査対象者を抽出し、調査への協力を依頼
◆調査方法 調査協力依頼に応諾した対象者に対し、調査票を郵送。
調査票への記入完了後、郵送で調査票を回収。
◆調査エリア・サンプル数 全国47都道府県の各全域(一部離島は除く) 33,800人
◆調査期間 2001年11月4日(日)~11月10日(土)
(対象新開発行日)
2.「全国新聞総合調査」の調査項目
本調査の内容は、大きく次の2つの目的をもって構成されています。
①新聞の媒体力を知るための設問
●全国の主要新聞の到達畳を知ることができます。
・新聞各紙(※)の閲読者率(=生活者全体の中の該当紙を閲読した人の割合)
※調査対象紙は、次ページに一覧
・新聞閲読分数、閲読場所、主要閲読記事ジャンル
・新聞各紙の購読者率(=同宅配購読者の割合)
・購読期間、購読のきっかけ、購読理由 等
●新聞の質的評価を知ることができます。
・新聞各紙の読者プロフィーソレ(基本鳳性その他すべての設問)
・新聞、新聞広告のマインドポジシ笥ン(媒体評価鞠
②都道府県単位のエリアパワーを知るための設問
以下の各項目を全国共通で調査しますので、それぞれのエリアを全国と比べた場合に、どのような水準にあるのかを観察することができます。エリアマーケティング用の資料として、有効に活用できます。
・媒体別接触時間量、接触時間帯
・項目別情報源メディア
・関心広告商品55商品種類とその情報入手媒体(7媒体)
・BSデジタル放送普及状況、加入意向
・インターネット利用状況
・フリーペーパー閲読、利用状況
・生活満足度(日常生活12分野、社会生活10分野)
・社会生活意識(18分野90項目)
・レジャー、趣味活動(80項目)
・耐久財商品所有、欲求(99商品穏静
・消費財商品使用状況(80商品種類)
・サービス、施設利用状況(64サービス、施設)
・フェースシート(性別、年齢、職業、年収、学歴、家族人数等)
全国の主要新聞について、閲読状況と読者プロフィールを同一基準で測定。
さらに、各都道府県単位のマーケットデータとして、全国比較が可能。
エリア別調査対象紙 <●は朝夕刊発行、▲は夕刊のみ発行、*は朝夕2版制単独紙、他は朝刊のみ発行>
3.「全国新聞総合調査」のデータ提供について
「全国新聞総合調査」の結果は、次のような形でご提供していく予定です。
「J-READ」とは、「Japan Readers & Areal Data」の頭文字をとったものです。
「J-READ」ならびに「@J-READ」のリリースにつきましては、2002年3月を予定しておりますが、今月より3回連続してこの紙面を借りてご案内してまいります。
次回につきましては、特にwebシステムとして現在鋭意開発中の「@J-READ」の内容詳細についてご案内する予定です。
「全国新聞総合調査」ならびに「J-READJ「@J-READ」について、お問い合わせ等ありましたら、当社営業担当者もしくは下記担当者までご連絡ください。
メディアマーケティング局 新聞マーケティング部 布川 英二