~インターネットオーディエンス測定~ 「インターネット博覧会(インパク)」のアクセス状況

VRDigest編集部
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※本記事は2001年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

 今回はインターネットオーディエンスデータから、「インターネット博覧会(インパク)」のアクセス状況について取り上げます。

 インパクは日本政府の主催により、今年1年間開催されているWeb上の博覧会です。大きく分けると国や地方自治体、各種法人、民間企業などが運営する「特設パビリオン」と個人が自分のWebサイトを出展できる「自由参加パビリオン」の2つで構成されています。インターネットの接続環境さえあれば、誰でも参加可能なインターネットならではの博覧会といえます。

 インパクは今年1年間をかけて徐々に姿を変えつつ成長していくイベントと位置付けられており、インターネットオーディエンス測定を行っている当社としても、今後の動向が気になるところです。(インパクの公式サイトURL:http://www.inpaku.go.jp/)

●図1:インターネット博覧会(インパク)の公式サイト

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◆インパク公式サイトヘのアクセス~1ケ月で93万人がアクセス~

 インパクの公式サイト(.inpaku.go.jp)へのアクセス状況をみると、開幕から約1ヶ月(4週間)に1回以上アクセスした人は、約93万8千人と推定されます。これは同期間のWeb利用者全体の5.8%にあたります。

 1週間ごとにアクセス状況の推移を見ると、開幕した昨年の12月31日を含む週に30.3万人、翌週には約51.6万人のW曲ユーザーがアクセスしています。(図2)

●図2:インパク公式サイトヘのアクセス状況

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◆アクセス者の半数以上が35歳以上の男性

 次に、アクセスした人について性年齢別の構成割合をみると、男性35~49歳の層が32%と最も高く、次いで男性50歳以上が25%となっておりこれらの層で全体の過半数を占めています。(図3)

●図3:インパク公式サイトヘのアクセス状況

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インパクとしては男性の若年層や現在W曲でユーザーが特に増えている女性のアクセスを促進するという今後の課題の1つが窺われます。

◆各パビリオンへのアクセス状況

 国、地方自治体が運営するパビリオンでは、森首相のイラストが特徴的な「総理と学ぼう!やさしいIT講座(itkoza.go.jp)」へのアクセスが最も多く、集計対象期間中に14.1万人(Webユーザーの0.9%)が1回以上アクセスしています。次いで、篤信彦氏がプロデュースする「20世紀2001大事件(www.event.inpaku.go.jp/Kawasaki/」が4.1万人(0.3%)となっており、以下、埼玉県が運営する「人類博物館-500万年進化の旅(jinrui.net)」(3.7万人)、川崎市の「藤子・F・不二雄アートワークス(www.inpaku.go.jp/kawasaki/)(3.0万人)となっています。(図4)

図4:国・自治体が軍営するパビリオンの接触状況

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一方、民間企業が運営するパビリオンでは、「NT Tドコモグループ(nttdocomo-inpaku.com)」にアクセスした人が最も多く、約7万人(0.4%)が1回以上アクセスしており、次いで「トヨタ自動車(Toyota-pavillion.com)」が6.7万人、「ソニー(www.sony.co.jp/inpaku)」が6.3万人となっています。(図5)

●図5:民間企業が運営するパビリオンの接触状況

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◆最後に

 今回は国をあげてのWeb上でのイベントである「インパク」のアクセス状況を分析しました。

今後もWeb上のイベントについてのインターネットオーディエンスデータの分析事例をご紹介していきたいと考えております。

                   株式会社ビデオリサーチネットコム 江村 謙太郎

                               (emura@vrnetcom.co.jp)

■お問い合わせ先■

株式会社ビデオリサーチネットコム

 TEL:03-5540-6502 E-Mail:info@vrnet.co.jp

または、株式会社ビデオリサーチの営業担当者までお願いいたします。

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