~インターネットオーディエンス測定~ スポーツ系サイトのアクセス状況

VRDigest編集部
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※本記事は2001年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

 イチロー、新庄の大リーグでの活躍、間近に迫ったサッカーW杯、最高1億円の賞金で盛り上がりをみせるtoto(スポーツ振興くじ)など、今年は例年以上にスポーツが話題となる機会が多いようです。そこで今回は、スポーツ関係のWebサイトの接触状況をご紹介することにしたいと思います。

◆スポーツ関連サイトのアクセス状況

 最初にご覧いただくのは、主要スポーツ関連Webサイトの接触動向です。図1は、各Webサイトの接触者率(期間中Webを利用した人を100%としたときに当該サイトに接触した人の割合)、及び、推定接触者数(当該サイトに接触した人数の推計値)をまとめたものです。

 <集計対象期間:2001年4月2日(月)~4月29日(日)>

●図1:スポーツ関連サイトの接触者率<グラフ>/推定接触者数<枠内>

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2001年4月2日(月)~4月29日(日)の4週間のデータ

 まず、スポーツ新聞社系のサイトでは、日刊スポーツが運営するnikkansports.comに7.5%の人が期間中に1回以上アクセスしています。これは、人数に換算すると110.3万人に相当します。スポニチ<sponichi.co.jp>(3.6%/52.4万人)、Web報知<www.yomiuri.co.jp/houchi>(3.2%/46.6万人)がそれに続いています。

 ポータルサイト内のスポーツ情報サイトでは、Yahoo!スポーツが突出しており、9.0%(約132.1万人)の人が1回以上アクセスしています。一方、サッカー系のWebサイトをみると、toto(スポーツ振興くじ)の公式サイト(toto-dream.com)が、2.1%(約31万人)のユーザーを獲得しており、また、中田英寿のサイト(nakata.net)はJリーグの公式サイトを僅かながら上回るアクセスがあることがわかります。

 次に、各サイトにアクセスした人における男女別の構成割合(図2)をみると、各サイトとも6~8割程度を男性が占めポータル系とtotoが男性の比重が高くなっています。

●図2:スポーツ関連サイトの男女別・接触者構成割合

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 2001年4月2日明)~4月29日(日)の4週間のデータ

◆スポーツに対する晴好とWebサイトヘの接触状況

 次に、インターネットユーザーの各種特性情報をまとめたWebPACより、Webユーザーのスポーツについての意識を見てみます。図3は、スポーツ系のテレビ番組について、それぞれ好きなジャンルとしてあげた人の割合です。やはりプロ野球の人気が高く、35.7%と3分の1以上の人が好きなスポーツ番組としてあげています。次いで、スポーツニュース(28.9%)、サッカー(27.7%)となっており、以下、マラソン、モータースポーツ等が続きます。

●図3:スポーツ番組で好きなジャンル

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WebPAC(特性調査)データより

 また、好きなスポーツテレビ番組ジャンリレ別にWebサイトの接触状況をみたのが図4です。

ここでは、スポーツニュース、プロ野球、サッカーのそれぞれのジャンルを好きなジャンルと回答した人における、各スポーツ関連W曲サイトの按角賭率をまとめました。

●図4:好きなスポーツ番組ジャンル別主要スポーツサイトヘの接触者率

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2001年4月2日明)~4月29日(日)の4週間のデータ

 これをみると、スポーツ番組が好きなジャンルとしてあげている人においては、総じてスポーツ関係のWebサイトの接触者率が高いことがわかります。また、Yahoo!スポーツ、nikkansports.comは、スポーツニュースが好きなジャンルとしてあげている人の接触者率が高く、bb公式サイトは、やはりサッカー番組が好きな人のスコアが高くなっています。

◆Webサイトへの接触にみるtotoの関心度

 今年3月より全国発売が開始されたtoto(スポーツ振興くじ)は、最高1億円の賞金ということもあり、テレビ番組内でコーナーが設けられたり、専門雑誌が創刊されるなど話題に上ることも多いようです。ここでは公式サイト(toto-dream.com)の接触状況(接触者率)を全国発売以降の週単位でまとめてみました9(図5)

 全国発売が開始された週(2/26~3/4)では0.9%(約10万人)の人がアクセスし、試合が開催され初回から最高賞金の1億円が出た3/5からの1週間では1.3%(約14万人)がアクセスしています。また、1等賞金額こそ4万円台と低かったものの、結果的に多くの人が上位当選となった4/2~4/8の1週間では注目度も高かったためか、1.5%(約16万人)と期間中では最も接触者率が高くなりました。会員向けの投票予約サービスなど、インターネット上でも楽しめる一大エンターテインメントとして、今後とも注目していきたいと思います。

●図5:toto公式サイトの接触者率の推移

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◆さいごに

 今回はスポーツ関連サイトのアクセス状況を中心に、特性調査(WebPAC)によるインターネットユーザーの噂好などもあわせてご紹介してまいりました。今後とも様々な角度からの事例のご紹介をしていく予定です。

           ■WebPAC(特性調査)について■

WebPACは、インターネットオーデーエンス調査のパネルサンプルに対して実施した特性調査の項目を切り口としてWebへの接触状況を分析するシステムです。

特性調査項目は、①他媒体への接触状況、②情報機器の所有・利用状況、③所有商品・欲求商品、④生活意識・購買行動などの多岐にわたり

 ・Webサイトにアクセスしたユーザーのプロフィールを多角的に把握したい

 ・特定商品の所有・欲求者におけるWeb視聴状況を知りたい

といったWebマーケティング上のニーズに対応するものです。

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                   株式会社ビデオリサーチネットコム 江村 謙太郎

                               (emura@vrnetcom.co.jp)

■お問い合わせ先■

株式会社ビデオリサーチネットコム

 TEL:03-5540-6502 E-Mail:info@vrnet.co.jp

または、株式会社ビデオリサーチの営業担当者までお願いいたします。

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