~インターネットオーディエンス調査~ 首相官邸Webサイトのアクセス状況

VRDigest編集部
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※本記事は2001年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

小泉人気×メールマガジン効果でアクセス急増

◆はじめに

 小泉内閣の発足から3ヶ月あまり、8割を超える支持率や国会中継の高視聴率、また、小泉首相のみならず田中外相、塩川財務相などの閣僚個人までもがワイドショーに取りあげられるなど、首相周辺への関心がかつてないほどに高まっています。

 また、メールマガジンにより国民に直接政策を情報発信するなど、従来の内閣にはなかった斬新な取り組みとして注目され、200万を超える登録者を獲得しています。

 今回は、このメールマガジンの受付窓口も置かれている、首相官邸サイト(図1)のアクセス状況について取りあげてみます。

●図1:首相官邸Webサイト(http://www.kantei.go.jp/

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◆首相官邸サイトの接触状況の推移

 図2は、小泉内閣発足以降の首相官邸Webサイト(www.kantei.go.jp)の接触者率、及び、推定接触者数を1週間ごとにみたものです。(いずれも家庭内のパソコンによるアクセス)

 発足後の約1ヶ月間では、1週間で接触者率が0.8~0.9%、人数に換算して6~10万人程度のアクセスで推移していましたが、メールマガジンの登録が開始された5/28週以降アクセスをのばしており、特に発行が開始された6/11週には13.9%、人数にして約190万人と急激に利用者が増加しました。

●図2:首相官邸Webサイトへのアクセス推移

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 また、この6/11週のアクセスは、全ドメイン(サイト)での集計でも上位20位にはいるもので(表1)、これは政府・官公庁系のWebサイトとしては極めて異例なことといえます。

●表1:Webサイトへのアクセス状況(上位20サイト:ドメイン別集計)

      <2001/6/11~6/17週>

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 また、アクセス者に占める男女比率をみると(図3)、内閣発足以降、徐々に女性の割合が多くなっていることがわかります。ワイドショーをはじめとするメディアでの露出の増加に連動して、女性層でのWebサイトの注目度が高くなっていることがうかがえます。

●図3:首相官邸Webサイトへのアクセス者の男女別比率の推移

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 一方、性別・年代別にアクセス者の構成割合を見たのが図4です(2001/5/28~6/24の4週間での集計)。これを見ると、首相官邸サイトでは、男女ともWeb全体と比べて40才以上の比較的高い年齢層の割合が高くなっていることが特徴となっています。

●図4:首相官邸Webサイトへのアクセス者の性年代別構成割合

     (2001年5月28日~6月24日の4週間での集計)

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◆メールマガジン購読者の分析

 次に、メールマガジンの閲読状況についてみてみます。ここではWebサイト接角緒のうち、「メールマガジンのトップページ(図5)」、及び、メールアドレス等の入力を行った後、登録が完了した<=登録完了画面(図6)が表示された>人についてみてみます。

●図5:メールマガジントップページ(http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/index.html

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●図6:メールマガジン登録完了画面(http://www.mmz.kantei.go.jp/cgi-bin/regist.pl

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 図7は、メールマガジンの申し込みが開始された2001年5月28日からの4週間のうち、メールマガジン登録のトップページにアクセスした人、及び、登録完了の画面にアクセスした人の割合を表したものです。これを見ると、期間中に首相官邸Webサイトにアクセスした人の3/4にあたる推定216万人の人がメールマガジンのトップページにアクセス(A)しており、メールマガジンへの関心が極めて高かったことが確経できます。

 一方、実際にメールマガジンに登録した人(B)をみると、Webサイトアクセス者の2/3にあたる191万人が購読申し込みを行ったものと推定されます。この数字は自宅内でのユーザーに限ったものであり、自宅外(職場・学校)からのユーザーもあわせると、日本でも(世界でも?)有数のオンラインメディアとなったと言えましょう。

●図7:メールマガジン登録ページへのアクセス状況

    (2001年5月28日~6月24日の4週間での集計)

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                   株式会社ビデオリサーチネットコム 江村 謙太郎

                               (emura@vrnetcom.co.jp)

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株式会社ビデオリサーチネットコム

 TEL:03-5540-6502 E-Mail:info@vrnet.co.jp

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