ECメジャーメントのご紹介 ~パワフルなECサイトの行動分析ソリューション~

VRDigest編集部
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本記事は2002年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。

◆はじめに

 ECサイト運営の成功のためには、サイトへのアクセス者を増やすことはもちろん、ユーザーを商品購入や資料請求といった行動に導くためのスムーズなナビゲーションや、きっかけとなるコンテンツを見いだし提供することが重要なポイントとなります。

 今回ご紹介するECメジャーメントは、ECサイトのユーザー(顧客)の行動を分析するソリューションです。ECサイトでの購入者がどのようなリンクを通じてサイトに入り、最終的に購入するまでの間にサイト内のどのコンテンツをどのような順番で見てきたかを追跡することにより、潜在顧客を効率的にサイトに誘導しているリンク(ポータルサイトバナー広告等)の傾向や、集客力が高くしかも商品購入や会員獲得を促進する力があるキラーコンテンツを見極めることが可能となります。

◆ECメジャーメントのシステム概要

 ECメジャーメントは、ECサイト内の計測対象とするWebページ(HTMLファイル)に計測用の専用タグを埋め込むことにより動作します。タグが埋め込まれたページがユーザーのブラウザに表示されると、その情報がデータ収集用のサーバに送信されます。それを集計することにより、ページごとのアクセス数は元より、サイト内でのアクセス経路、滞在時間といったECマーケティングに役立つ情報を得ることができます。

 ECメジャーメントは従来のサーバログによる計測手法と異なり、ユーザーのブラウザでの表示ベースに計測を行うため、キャッシュを経由したアクセスについてもカウントが可能であり、また、ロボットツールなどエンドユーザーによらないサイトアクセスについては排除することが可能なため、データの正確性も大きな特徴のひとつです。

ECメジャーメントは、ビデオリサーチネットコムが業務提携・ライセンス契約を行っているレッドシェリフ株式会社(本社:米国)の技術を利用しています。以前ご紹介したサイト全数調査システムREDSHERIFF MESUREMENTのシステムを利用して、ECサイト構築・運営に際しての最適なソリューションをご提供します。

ビデオリサーチネットコムは今後もレッドシェリフ株式会社と共に様々なWeb調査ソリューションを提供していきたいと考えております。

◆ECメジャーメントの活用事例

① バナー広告・DMメールなどの費用対効果を探る

  バナー広告、メールマガジン、ポータルサイトなどECサイトへの流入経路は様々ですが、それぞれからサイトへのアクセス件数を集計して比較するだけでは、効果測定は不十分です。サイトへのアクセス後ユーザーがどのような行動をとったかを把握し、また、ECサイトの目標である商品購入・資料請求といった行動につながる流入経路の傾向などを比較・分析することが戦略的なオンラインマーケティングの成功の鍵となります。

図1:費用対効果の高い流入経路の分析

vol404_10.jpg

(1)流入経路別に行動パターンを分析】

 バナー広告、メールマガジン、ポータルサイトからのリンクなど、各々の流入経路別に、「サイトに入ってから出るまでに見たページ(コンテンツ)を追跡」します。

[取得可能なデータ]

 ・最終行動(オンライン購入・資料請求など)の達成件数・達成率

 ・上記の最終行動を起こした人が見たコンテンツの追跡

 ・典型的な視聴パターンのランキング(どのページがどの順番で見られたか)

[メリット]

 ・流入経路別に訪問者の最終行動(オンライン購入、資料請求など)までを追跡し、

 ・真の効果を測定

 ・視聴パターンの追跡により、コンテンツやナビゲーション上の問題点を発掘可能

(2)流入経路別にサイト内での視聴の深さを分析

 流入経路別にサイトの視幡動向を詳細に表示します。

[取得可能なデータ]

 ページビュー(延べ視聴ページ数)

 接触者数(コニークな訪問者数)

 訪問回数(セッション回数)

 平均ページ滞在時問(1ページの視聴にかける時間)

 平均セッション滞在時間(1匝Ⅰの訪問にかける時間)

[メリット]

 ・流入経路別に訪問者の滞在時問、視聴ページ数を比較することで、ユーザーの態度(熱心か冷やかしかなど)を把握可能

 ・どの流入経路が商品やサービスに対して関心を持ら、真の顧客となる可能性が高い人を送り込んでいるのかの見極めが可能

表1:費用対効果分析のまとめ

vol404_11.jpg

② 購入を促進するキラーコンテンツ戦略の実現

  オンラインでの購入、資料請求、会員登録など、ECサイトの最終目標を達成するためには、サイトの内のコンテンツ戦略も重要なポイントです。ECサイト内の連載コラム、売れ筋ランキングなどの様々なコンテンツのうち、集客力があり、かつ購入に結びつきやすいコンテンツを「キラーコンテンツ」と位置づけ、いち早くリソースを集中させることがECサイト成功の鍵となります。またアクセスはあるものの購入に結びつきにくいコンテンツについては、アクセス行動の分析を通してサイト設計を見直すことも効果的です。

図2:キラーコンテンツを見極める分析

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(1)「集客力」をコンテンツ別に比較・分析

  サイト内のコンテンツグループ別に、集客度を分析します。

[取得可能なデータ]

 ページビュー(延べ視曙ページ数) ・接触者数(ユニークな訪問者数)

 訪問国数(セッション国数)    ・再訪問率

 平均ページ滞在時間(1ページの視脚こかける時間)

 平均セッション滞在時間(1匝Ⅰの訪問にかける時間)

[メリット]

 集客力の高いコンテンツの傾向を知ることが可能

(2)「目標行動への誘導率」をコンテンツ別に比較・分析

  目標行動に導くキラーコンテンツを見極めます。

[取得可能なデータ]

 最終行動(オンライン購入、資料請求、会員登録など)の達成件数・達成率

 上記最終行動に至るまでの典型的なアクセス経路

 (どのページをどんな順番で見たかなど)

[メリット]

 目標行動への到達を促す力のあるコンテンツ(=キラーコンテンツ)の頃向を

 知ることが可能

 キラーコンテンツ予備軍(集客力が高いがオンライン購入に至らない)の発見

 キラーコンテンツに到達するまでのナビゲーション上の問題点を特定

(上記の分析により)

 一キラーコンテンツヘの到達力を高めるためのサイトの再構築を可能とする

表2:キラーコンテンツ分析のまとめ

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◆ECメジャーメントのデータ利用方法

 ECメジャーメントはASPサービスです。タグの埋め込み作業をすれば後は一切手を煩わせることなく、Web上で結果の閲覧が可能です。

図3.ECメジャーメントの操作画面(最終行動別のアクセス経路分析)

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◆さいごに

 私どもビデオリサーチネットコムでは、今回ご紹介したECメジャーメントをはじめとして、サイトへのアクセス者をランダムに抽出してアンケート画面を表示する「ランダムポップアップ調査」など、各種Webマーケティングの課題を解決するための様々なソリューションをご提供しております。どうぞお気軽にご相談下さい。

                   株式会社ビデオリサーチネットコム 江村 謙太郎

                               (emura@vrnetcom.co.jp)

■お問い合わせ先■

株式会社ビデオリサーチネットコム

 TEL:03-5540-6502 E-Mail:info@vrnet.co.jp

または、株式会社ビデオリサーチの営業担当者までお願いいたします。


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