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メディア
2020年08月13日

恐怖を楽しむ『ホラ男・ホラ女』の深層心理

佐藤由樹奈
メディア・コミュニケーション事業局  ACR/ex事業推進部
佐藤由樹奈

恐怖を楽しむ『ホラ男・ホラ女』の深層心理

今年も暑い夏がやってきました!夏といえば、海や花火など涼しくなるための風物詩が多くありますが、その中でも在宅での時間が多く見込まれる今年の夏は、「ホラー映画」は特に人気が高くなるのではないでしょうか。
また、「ホラー映画」については、ストレス発散や不安解消、リラックス作用、カロリー消費など複数の効果も研究されているようです。そこで今回は、ホラー映画は"どのような人"に好まれるのか、"どのような理由"で響くのかなど、データを活用しながら読み解きます。

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1.「ホラー映画」はコアなファン層を持つジャンル

まずは、「ホラー映画」の人気度を映画関心ジャンルでみたところ、"ホラー映画に関心がある"は8.5%と、最も人気がある"アニメーション(36%)"にくらべ約1/4のスコアとなっています。そのため"ホラー映画に関心がある人(以下、「ホラー映画好き」とする)"は、特定の人に好まれるジャンルであると思われます。(図表1)

【図表1】映画関心ジャンル

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データソース:ACR/ex2019 4-6月,全国7地区



2."ホラー映画好き"はインフルエンサー気質を持つ個性豊かな働き世代

次に、"ホラー映画好き"はどのような人なのか、詳しく特徴をみていきましょう。 まず性別で比べると男性(60%)、女性(40%)と男性ファンの方が多めなことがわかります。さらに男女別の年齢層で見た場合、男性では35~49歳(19%)、女性では20~34歳(15%)が他の年代に比べて高く、働き世代に好まれている様子がうかがえます。(図表2)


【図表2】ホラー映画関心アリ

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データソース:ACR/ex2019 4-6月,全国7地区


次に、"ホラー映画好き"の行動や考え方について、生活者全体との違いをみてみます。 まず、生活意識の特徴として日常意識では「好きなことはとことん追求する(69%)」「結婚にとらわれない生き方に共感(50%)」が全体に比べ9pt以上差が出ています。ファッション意識では「人と違うかっこうをしてみたい(40%)」は全体に対して10pt以上の開きがあり、趣味やライフワークにこだわりを持ち、自分の感性を大切にしていることがうかがえます。また、今の生活に満足している割合が全体より低いため、自分の好きなことを追及したり、刺激を求めている人たちに、「ホラー映画」が好まれている様子がうかがえます。(図表3)

【図表3】生活意識の特徴
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データソース:ACR/ex2019 4-6月,全国7地区

さらに、買い物行動の意識では「購入前に使用者の感想を調べる(70%)」「注目したものは無理をしても買う(64%)」が全体に比べ7pt以上、情報や広告への態度では「最新の情報はいち早く入手したい(39%)」が8pt以上高いなど、独自の価値観や世界観への追及心から情報収集を積極的に行い、自分にとって満足度の高い情報を取捨選択している姿勢がうかがえます。また、同時に情報発信意欲も全体より5pt以上高くなっているなど、自分がこだわりをもつ分野においては、インフルエンサー的な役割も担っているようです。(図表3・4)

【図表4】行動意識の特徴
39652_zuhyo00.pngデータソース:ACR/ex2019 4-6月,全国7地区



3.「ホラー映画」はストレス解消にも役立っている?

最後に、「ホラー映画」とストレスの関係について、"ストレスで悩んでいる割合"をみたところ、 "ホラー映画好き"がストレスに悩んでいる割合は男女ともに全体の約1.2倍となっており、全体より高めになっていることがわかります。ということは、「ホラー映画」はストレス発散に役立っている可能性があるのかもしれません。

【図表5】ストレスで悩んでいる

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データソース:ACR/ex2019 4-6月,全国7地区

4.まとめ

ACR/exデータによる"ホラー映画好き"の特徴をまとめると、次のような人物像がみえてきます。

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このように、個性を重んじ世界観を追求する層は情報に対して収集意欲も発信意欲も高いことが想定されるので、メディアのターゲットとしても興味深いタイプではないでしょうか。また、同時に「ホラー映画」のような斬新な映像表現は、"好奇心"や"探求心"が旺盛なインフルエンサー・タイプにハマる可能性あるのではないかと思われます。今年の夏は外出を控えたいと考えている方はぜひ、「ホラー映画」で好奇心を満たしてみてはいかがですか。

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