「キャラクターと子供マーケット調査」 ~キャラクター人気度(となりのトトロ、ディズニーなど)と子供テレビ視聴

VRDigest編集部
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本記事は2002年に発刊したVR Digestに掲載されたものです

'02年4月度調査結果より

■はじめに

 当社では、1976年より子供のライフスタイルを把握し、子供マーケットの様々な要望に応える基礎データとして、年に2回「子供調査」としてデータを提供してまいりました。

この度、「子供調査」は2002年4月度調査よりその内容を一新し、「キャラクターと子供マーケット調査」としてリニューアルいたしました。その結果がまとまりましたので、今回リニューアルの特徴である"キャラクターデータ"と"生活行動データ"を皆様にご報告させていただきます。

■キャラクター子供人気度ランキング

 まず最初に"キャラクターデータ"についてご紹介させていただきます。今回はその中でも中心データといえるキャラクター人気度についてご報告いたします。

 人気度は"子供""母親"それぞれ測定していますので、子供キャラクター人気度データを中心にそれらを比較しながら話をすすめていきたいと思います。

表1   ~2002年4月度キャラクター子供人気度ベスト30

vol410_01.jpg

■人気度について

 今回子供人気度で1位となったのは、各年代から高い支持を集めたドラえもん(78%)、2位にはCMからのキャラクターQoo(72%)、3位にはくまのプーさん(69%)、となりのトトロ(69%)という結果になりました。

 母親人気度ではとなりのトトロ(75%)が1位、2位にはくまのプーさん(71%)という結果になりました。となりのトトロ、くまのプーさん、そしてミッキーマウスは子供、母親に関わらずベスト5入りと親子で人気があるようです。

■欲しがっている・買ってあげたいキャラクター

 子供と母親において人気のあるキャラクターには違いがあります(表1参照)。では、子供が欲しがっているキャラクターと母親が買ってあげたいと思っているキャラクターにはどのような違いがあるのでしょうか)以下にプロツティングをしてみました。(図1参照)

 

※子供人気度上位30キャラクターより

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 くまのブーさんは子供、母親に関わらず高いスコアを獲得し、子供からは欲しがられ、母親からは子供に買ってあげたいというキャラクターとなっています。またポケットモンスターや星のカービィ、ピクミンといったゲームなどでの活躍が目立つキャラクターは子供からの欲求が高い結果となっています。となりのトトロ、スヌーピーといったキャラクターに母親が買ってあげたいという支持が集まっています。

■性・年齢別でみる人気キャラクター

子供人気度ベスト5キャラクターを「性・年齢別」比較してみました。

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 各キャラクターの最も高いスコアを見てみますと、ドラえもん以外の4キャラクターは女子がその人気度を支える中心となっています。しかし1位となったドラえもんは男子を中心に各ターゲット万遍なくスコアを獲得しての1位ということがわかります。

■テレビCM露出量から見ると

 弊社タレントデータベースソフト"スタア事典"より、子供人気度ベスト5キャラクターの2001年度年間総CM露出量見てみます。(図2参照)

   人気度(子供)ベスト5キャラクター別CM露出量

図2(2001年4月~2002年3月 関東地区)

vol410_04.jpg

 上位キャラクターの2001年度年間総CM露出量をみると、ミッキーマウスが他のキャラクターに比べ2倍近くの露出量となっています。これはタレントの露出量と比べても上位に入る量となっています。

 今回子供人気度2位のQooは1社による起用ですが、高い人気度を獲得する結果となりました。

■生活行動~テレビ視聴について~

 最後になりましたが、生活行動データのご紹介をさせていただきます。今回子供調査のリニューアルにあたりまして、"キャラクターデータ"と"生活行動データ"が大きなリニューアルとなりました。その生活行動データから"テレビの視聴"について、ご報告いたします。

 

図3

            テレヒ顎聴 平日・土曜日・日曜日比較

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 午前中のテレビ視聴では"日曜日"の視聴が目立ちます。"休みでない土曜日"は午後になると、学校から帰宅してくるのか視聴時間が増えています。21時になると"平日"、"日曜日"と"土曜日"に差がでてきます。次の日が休みである"土曜日"は遅い時刻まで視聴していることがわかります。

■性・年齢別に見ると

表3

    テレビ視聴(朝)性・年齢別 平日平均

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 性・年齢別に朝のテレビ視聴を見ますと"男女3~6才"は7時半から8時半、"男女7~12才"では7時~8時がピークと視聴時間がずれていることがわかりますムまた"男女3~7才"は9時半まで視聴があることや"男女7~12才"は6時半からの視聴が多くなっていることが特徴的といえます。

表4

            テレビ視聴(夕方・夜)性・年齢別 平日平均

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  性・年齢別に夕方・夜のテレビ卸陪を比較して見ます。早い時間帯では"男女10~12才"の視聴が少なくなっています。各年代とも19時台がテレビ視聴のピークとなり、その後は全体的に視聴が減っていきますが、"女10~12才"は22時まで20%を超え、同年代の異性に比べてもテレビをより視聴しています。

■おわりに

 「キャラクターと子供マーケット調査」の発刊にあたりまして"キャラクターデータ"と"生活行動データ"を中心にご紹介させていただきました。また、今回のリニューアルにより、従来の報告書のみの提供から「キャラクターと子供マーケット調査汎用クロス集計ソフト」でのご提供も可能となり、子供マーケットを把握するための基礎データとして皆様のニーズにより応えていけたらと考えております。

これからも様々な視点から、キャラクターと子供マーケットデータにつきまして分析方法を吟味の上、ご紹介できればと思います。

キャラクターと子供マーケット調査 調査概要

調査エリア       東京30㎞圏内

標本数及び地点数    800サンプル(80地点)

調査対象者      満3~12才の男女個人(中学生は除く)

標本抽出法      住民基本台帳をフレームとした無作為2段抽出法

調査期間        2002年4月15日(月)~21日(日)

調査方法        訪問留置法

回収状況        有効標本数627(回収率78.4%)

調査キャラクター数  120キャラクター

 

第ニマーケティング局 商品調査部  浅野剛司

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