CSR活動

当社の「生活者総合調査」で使用したタブレット端末17,000台を提供
~世界各国の子どもの弱視訓練や医療・教育に再利用~

当社の「生活者総合調査」(ACR/ex調査)で使用するタブレット端末は、約1万5,000台にもなります。これらの端末は、機器の消耗などを考慮して約3年間ですべての入れ替えを行いますが、調査にご協力いただくご家庭で丁寧に取り扱っていただいていることもあり、回収後破棄することなく再活用が可能な端末が多く存在します。
当社では2016年より、国立大学法人電気通信大学の石垣陽特任教授のご協力のもと、これらの調査使用済みタブレット端末の寄付活動を行っています。

2016年はインドにおける弱視の子どもたちの視力回復プロジェクトに2,000台を寄贈し、弱視治療機器「オクルパッド」の臨床試験用にインド国内15か所以上の病院に導入、現在も継続的に活用されています。

※「オクルパッド」の詳細はこちらをご覧ください。

その後当社は、2020年8月より、世界の地域のニーズに合わせて整備・セットアップしたタブレット端末を届け、ICT・遠隔教育や医療衛生環境を向上させる「スマイル・タブレット」プロジェクトに参画、これらの活動を通じて、これまでに延べ9ヵ国(日本国内を含む)、合計1.5万台のタブレット端末を各国・地域の子ども達に届けることができました。
産学官連携のもと、社会貢献の取り組みの一つとして 地域格差・途上国格差を解消するCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)に資することができました。「SDGs(持続可能な開発目標)」の、「3:すべての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育をみんなに」「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「12:つくる責任 つかう責任」にも貢献できたといえます。

タブレットを操作する子どもたち(ルワンダにて)

※「スマイル・タブレット」プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。

これらの活動が実現できたのは、調査にご協力いただいた方々が調査資材を大切に取り扱っていただいているからに他なりません。改めまして感謝申し上げます。
ビデオリサーチグループでは今後も引き続き、関係する皆様と共にCSR活動に取り組んでまいります。

ビデオリサーチグループのSDGsの取り組みについてはこちらをご覧ください。