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<イベントレポート> 鹿児島県立甲南高等学校の皆さんを迎えて職場体験学習を実施しました

鹿児島県立甲南高等学校の2年生を対象に、統計学習をテーマとした職場体験学習「視聴率調査について~統計データはどう活かされている?~」を開催

2025年6月11日(水)ビデオリサーチ本社(東京都千代田区)にて、鹿児島県立甲南高等学校の2年生を対象に、統計学習をテーマとした職場体験学習「視聴率調査について~統計データはどう活かされている?~」を開催しました。

開催の目的

当社では、テレビ視聴率データをはじめとする各種データを、統計的手法を用いて算出しており、これまでも学生の皆さまへ特別講義を提供してまいりました。

今回の職場体験学習「視聴率調査について~統計データはどう活かされている?~」は、テレビ視聴率をはじめ、生活のなかにあるさまざまなデータが「統計」から成り立っていることを知り、今後より親しみをもって統計の学びを深めてもらうことで、未来の人材育成に貢献することを目的としています。

また、座談会を通じて当社社員から働くことやキャリア形成について直接聞くことで、自分の将来を考えるきっかけとなることを期待しています。

職場体験学習の様子

職場体験学習では、視聴率調査に関する講義、職場見学、若手社員との座談会を行いました。

参加学生コメント

・ビデオリサーチや視聴率のことを知らなかったので勉強になった。今後テレビの視聴の仕方も変わると思う
・テレビ視聴率が社会にどのような役割を果たしているかを知らなかったので、勉強になった
・大学選びなど進路に不安があったが、年齢の近い社会人の先輩に話を聞けて学びになった
・高校卒業後は上京を検討している。不安もあったが、同じく地方出身の先輩の話を聞いて、楽しみな面が多くなった

...など、講義で学んだテレビ視聴率調査や若手社員との交流に関する感想を述べました。

当社コメント

近年、データサイエンス教育の重要性が高まる中、2021年からは中学校の学習指導要領にも、統計的な思考力を育む教育が新たに盛り込まれるなど、統計教育の充実が進められています。こうした背景もあり、ビデオリサーチでは、テレビ視聴率をはじめとする多様なデータの収集・分析を通じて培ってきた統計の知見を、次世代の人材育成に活かす取り組みを推進しています。

今回、高校生を対象に視聴率の測定方法やその社会的意義について紹介する講義を実施することは、単なる企業活動の紹介にとどまらず、実社会において統計がどのように活用されているかを体感してもらう貴重な機会となります。また、データを扱う現場で活躍する若手社員の経験や考えに触れることで、生徒たちが将来のキャリアについて考えるきっかけとなることも期待しています。

今後も、当社が持つ統計技術やデータ活用のノウハウを教育現場と共有することで、社会全体のデータリテラシー向上に貢献してまいります。

<関連リンク>
テレビ視聴率