【23年10月】マッチングアプリのテレビCM出稿動向まとめ〜テレビCMトレンド動向レポート速報〜
【この記事はこんな方にオススメ！】
✅マッチングアプリ業界の広告出稿動向に興味がある方
✅テレビCM業界のトレンドが知りたい方
✅テレビCMなどの広告が同業他社間でどのような違いがみられるのか知りたい方
1．CM開始から2か月が経ち・・・
「ペアーズ（Pairs）」や「タップル（tapple）」「with」「Omiai」などのいわゆるマッチングアプリは、これまでもSNSや動画サイトなどで広告を多く見かけるジャンルの1つでしたが、先月、23年9月よりテレビCMも順次開始されています。
そこで、23年9月のマッチングアプリのCM出稿状況を以下速報でお届けしたところ大変好評をいただきました。
| 【23年9月開始】マッチングアプリのテレビCM出稿動向まとめ 記事はこちら |
本記事では、注目を集めるマッチングアプリのテレビCMについて、【23年10月】の動向についてもビデオリサーチ「全国テレビCMデータ」をもとに速報でお届けします。
※本記事で言う「マッチングアプリ」とは、インターネット型結婚相手紹介サービス業を指します。
2．1週間ごとの出稿量推移
23年10月にはマッチングアプリ関連のテレビCMでの出稿が確認できたのは「A社」「B社」「C社」の3つでした。
【図1】では、3銘柄の週次の出稿量推移をグラフ化しています。
銘柄別にみると、A社・B社が週を追うごとに出稿が減った一方、C社が月後半より攻勢をかけていることが分かります。
※C社は10月13日〜出稿開始、A社・B社は9月から出稿中
なお、出稿が減っているA社・B社ともに「ゼロ」になっているわけではなく、今後も動向が変わってくる可能性がありそうです。
＜9月の出稿動向はこちら＞【23年9月開始】マッチングアプリのテレビCM出稿動向まとめ
3．1週間ごとのSOV（Share Of Voice）推移
次に、SOV（広告における競合社との露出シェア）について見てみます。
【図2】は、【図1】を100%縦比に置き換えたものです。
10月前半はA社・B社でシェアを分け合っていたところ、10月9日週よりC社が急激にシェアを増やし、10月30日週には94%とほぼ独占する構図となっています。
1か月で急激にシェア比が入れ変わっており、CM視聴者の印象もC社が強く残っていそうです。
4．エリア別出稿量比較
最後に【図3】では、10月における地区ごとの出稿量を並べてみました。 ※1
地区ごとに比較するとA・B・C社ともに都市圏での出稿に寄っており、全国区での大規模出稿も見られた9月とは違った様相であることが確認できます。
A社に関しては、関東・関西・北部九州の3地区で集中的に出稿。ほか、各エリアでも30秒ずつのみCM投下が確認できています。
B社は関東・関西・名古屋・北部九州・札幌の5地区で多くの出稿が確認できました。
そして10月から新規出稿しているC社は東阪名の3地区いずれも5,000秒以上の出稿と大量投下していることが分かります。まずは都市部でリーチを広げたいという戦略なのでしょうか。
（詳細な出稿秒数がお知りになりたい方は、お問合せください。）
5．企業のテレビCM出稿量や出稿金額を調べるには・・・
いかがでしたか。本記事ではマッチングアプリを運営する3社・3銘柄を取り上げましたが、ビデオリサーチでは任意の企業や銘柄の広告出稿量を調べるサービス「広告出稿量レポート」もご提供しております。
ご興味お持ちいただいた方は、以下よりサービス案内資料をダウンロードいただくか、お問合せ下さい。
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【本記事で紹介したサービス】
・サービス名：ビデオリサーチ「全国テレビCMデータ」
・調査時期：2023年10月2日〜2023年11月5日
・対象地区：【図1】【図2】関東 【図3】全国32地区
※1：全国テレビCMデータは、関東・関西・名古屋の3地区いずれかでオンエアされた素材を対象に採録しています。
【マッチングアプリのテレビCM出稿動向：レポート版】
23年9月の出稿動向も含めたマッチングアプリのテレビCM出稿状況をまとめたレポートもご提供しております（無料）。ご希望の方は以下より申込者情報を入力の上、ダウンロードください。
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