「VR FORUM 2025 ~Next STANDARDをともに。~」を10月8日・9日に開催! 過去最大規模で多彩な情報をお届け!~主催者が語る今年の見どころ~

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「VR FORUM 2025 ~Next STANDARDをともに。~」を10月8日・9日に開催! 過去最大規模で多彩な情報をお届け!~主催者が語る今年の見どころ~

毎年恒例の当社主催のビジネスフォーラム「VR FORUM」を、今年は10月8日(水)・9日(木)に東京ミッドタウン・ホール(ならびにオンライン配信)で開催します。2025年のテーマは、「Next STANDARDをともに。」全19のセッションを通して、次なる時代の「STANDARD」を皆さまとともに考えていきます。

そこで今回は、「VR FORUM 2025」を主催する実行プロジェクトにフォーカス。プロジェクトリーダーとして総勢80名を超えるメンバーを率いる合田美紀、開催に向けた企画、準備、課題解決など全方位でメンバーをサポートする事務局長の塩幡健一に、イベントの特徴や見どころを聞きました。

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(写真右から)
執行役員兼ネットワークユニットマネージャー
合田 美紀
ビジネスデザインユニット PFアライアンスデザイン2グループ
塩幡 健一

※参加申込み(事前登録制・参加無料)は、「VR FORUM 2025」特設サイトにて受付中
特設サイトはこちら

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2日間で登壇者総勢53名!全19セッションで多彩な情報をお届け

―初めに、「VR FORUM 2025」実行プロジェクトでの役割を含め、自己紹介をお願いします。

合田「VR FORUM 2025」実行プロジェクトのリーダーを務めている合田(ごうだ)です。昨年までは登壇する側でしたが、今年は企画運営の責任者として関わっています。また、当社の執行役員でもあり、業務では全国にある8つの支社・営業所の統括をしています。北は北海道、南は九州まで、総数116局(在京キー局を除く)のローカル放送局様と当社との取り組みを東京本社の立場から支える役割を担っています。

塩幡事務局長の塩幡(しおはた)です。通常の業務では、Nielsenと協業している、デジタル・テレビ×デジタルのリーチ計測サービス(DAR/TAR)を事業側の立場として関与していたり、2025年4月に提供を開始したテレビCMと動画配信広告の統合指標を提供するシステム「CM-UMPs(シーエムアンプ)」の開発などに携わっています。

―「VR FORUM 2025」の概要を教えてください。昨年とはどこが違うのでしょうか。

合田今年は、3年に一度の大規模開催の年に当たります。「過去最大規模で開催しよう」という目標を掲げて、2日間(昨年は1日)開催に、また、昨年は6セッションだったところを、今年は19セッションに拡充して、多彩な情報を皆さまにお届けすることになりました。

塩幡会場は昨年同様、東京ミッドタウン・ホールで、リアル開催とオンライン配信のハイブリッド形式を予定しています。(一部セッションはリアル開催のみ)

合田オンライン配信は2020年のコロナ禍に始めましたが、遠方の方でも気軽に参加いただけるという点で、非常に好評でした。リアルなコミュニケーションも大切にしながら、オンラインでも快適に視聴いただけるようにしたいと思っています。

塩幡各セッションのテーマは、2025年度からの当社中期経営計画で重点を置く取り組みを軸に考えました。(「ビジネスソリューションサービス」「システムソリューションサービス」「データアセットサービス」という3つの領域に軸を置き、それぞれに準じたプログラムになっています。)

合田また、当社グループ全体で取り組む一大イベントと位置づけ、 プロジェクトには全社員のおよそ3分の1の85名が参加。特に、若いメンバーが中心になって、プロジェクトを推進しているのが特徴です。各メンバーが「コンテンツ」「編集制作」「会場」「ブース」「集客」「Tech」など9のチームに分かれて、準備を進めています。

―多くの若手メンバーを束ねるにあたり、どのようなことを意識していますか。

塩幡合田から「事務局長をやってほしい」と打診された当初は、「人を束ねて物事を動かす役割は、若手にこそ体験してほしい。後進に席を譲ったほうが良いのではないか」と考えて、一度はお断りしたんです。ですが、最終的には「事務局長には、経験と確実性が大切だ」と説得されて引き受けました。その言葉どおり、これまでの経験を生かして、若手が多くの経験を積める場にできるようサポートしていきたいと思います。

合田私は入社以来ずっと支社で勤務していましたが、2年半ほど前に本社勤務に。このタイミングで全社に関わる大きなプロジェクトを率いるのは非常に良い経験だと考えていたところでした。若手がのびのびと活躍するために、ベテランがしっかりと支える。そんなプロジェクトを目指して活動しています。

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Next STANDARDの旗のもとに! 皆さまと一緒に一歩先の「STANDARD」を考える

―2025年は、「Next STANDARDをともに。」というテーマが掲げられています。この言葉に込められた想いを聞かせてください。

合田近年、メディアや生活者を取り巻く環境が激変し、個人個人のコンテンツの楽しみ方も多様化しています。メディア、コンテンツ業界でも従来のルールや常識が通用しなくなり、今後、「標準=STANDARD」がどのように進化していくのかが、問われる時代になっていると感じています。

「VR FORUM 2025」は、こうした将来を見据えた内容にしたいと思っています。ただ、遠い未来ではなく、少し先の近未来。このイメージを、「Next STANDARD」という言葉に託しました。

塩幡そして、変化する生活者やメディアと向き合っている皆さまと一緒に、その答えを探していきたいという想いを込めて、「ともに。」という言葉を添えています。

―キービジュアルも印象的ですね。

合田このビジュアルには、2つの想いが込められています。一つは、当社が立てた「Next STANDARD」という旗のもとに、メディア、コンテンツ業界の皆さまが集まってこれからの業界について考え、いろいろな方向性を模索したいという想い。そしてもう一つは、この旗のもとに当社グループの全員が集い、協力し、プロジェクトを成し遂げていこうという気持ちの表れでもあります。

―ここで、お二人が考える「Next STANDARD」のイメージを聞いてみたいと思います。まず、生活者の視点で見るとどのような変化が大きいと感じますか。

塩幡一番感じているのは、コロナ禍以降は自宅での過ごし方が激変していることです。テレビ番組を見るにしても、以前は放送時間にリアルタイムで見るのがメインでしたが、好きな時間に好きなものを視聴できるコネクテッドTV(CTV)へのシフトが加速しています。YouTube、Amazon Prime Video、Netflixなど、選択肢が増えた分、その時の気分や、自分の趣味嗜好に合ったコンテンツを探して楽しむスタイルはこれからも増えていくと思います。

合田情報収集の仕方も変わりましたよね。例えば、新しい化粧品が欲しいとき、昔はテレビや雑誌から情報を得ていましたが、ネット検索に変化し、最近はLINEやInstagram、YouTubeなどに移行しています。企業によるSNS広告戦略が巧みになったのだと思います。

塩幡ソーシャルメディアも余暇時間の時間の使い方に影響を与えていますよね。テレビの視聴率データの変化の背景にはこうしたこともあると感じます。これまで以上に多くの方に視聴してもらえるような魅力あるテレビ番組(コンテンツ)をつくるのがとても難しい時代になった、と感じています。

―では、広告やメディア側の観点ではいかがですか。普段の業務で実感している「Next STANDARD」の大きな変化を教えてください。

塩幡先ほどお話した生活者の変化により、広告主もターゲットにいかにして広告のリーチが最大化できるのかを日々追求しています。私は、テレビと動画の統合指標の企画・開発を目指す部署にいたこともありますが、こうした変化はダイレクトに肌で感じています。特に、広告出稿の需要がテレビだけでなく、YouTubeやTVerなど、デジタルプラットフォームでの動画配信広告にも広がってきているのは大きな変化だと思います。

このようにテレビCMと動画配信広告を統合した新たな指標のニーズが高まっています。最新の実績として、私たちは、統合指標を提供するシステム「CM-UMPs(シーエムアンプ)」を開発しました。2025年4月にサービスの提供を始め、まずは日本テレビ様にご利用いただいていますが、放送局が従来なかった新しい広告のあり方を模索していく姿に「Next STANDARD」を感じています。

合田一方、全国のローカル局では、地域の人口減少とテレビ離れが加速していることから、「自治体と連携して地域を活性化させ、独自のビジネス確立につなげよう」という活動が広がっています。例えば、地域独自の文化や歴史を資源に新しいビジネスを生み出す。さらには、同じテーマで地域活性化を目指しているローカル局同士が連携してコラボレーション企画を実施するなど、「Next STANDARD」が続々と生まれていることを実感しています。

―メディアコンテンツ業界が抱えている共通課題を解決する次なる一手が、「Next STANDARD」になっていくのですね。

塩幡そうだと思います。その重要な鍵を握るのが、公平な視点と即時性、正確性、網羅性 だと思っています。生活者のメディア接触が多様化している今、「第三者機関が提供する共通指標」が大事だと言われるのもそのためで、この点が当社の存在意義だと考えています。

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最新動向から実践的な事例までを網羅し、業界をつなぐ「ハブ」に

―「VR FORUM 2025」当日は多様なテーマでセッションが行われますが、具体的な見どころを教えてください。

合田当社はテレビ番組の視聴率の提供から始まり、60年以上もテレビコンテンツと生活者に向き合ってきました。そこで、まずはテレビを軸としたセッションを提供し、その上で、多様なマスメディアに視点を広げ、最新のAI技術、データ分析方法などを交えて、多角的に「Next STANDARD」を考察していく2日間となります。

塩幡初日(DAY 1)はメイン会場となるHall Aのみ、2日目(DAY 2)はサブ会場となるHall Bも合わせて2つのホールで開催します。全19セッション、いずれも「Next STANDARDをともに。」というコンセプトは変わりませんが、Hall Aの11セッションは業界に共通する大きな潮流や先進的な事例を取り上げます。

一方、Hall Bで行う8セッションはより実践的な内容となり、実際に行われたプロジェクト事例を取り上げて課題解決の手法やプロセス、新しい考え方などを深堀りします。当社の若手実務担当者も多く登壇するので、彼らのプレゼンテーションにもご期待ください。

合田各セッションのテーマや登壇者は、関係者はもちろん、当社の役員をも巻き込んで密に連携を取りながら検討を重ねて企画しました。どのセッションも「VR FORUM」だからこそ実現できた密度の濃い内容になっていると思います。特にご注目いただきたいのが、テレビ東京の吉次社長と日本テレビの福田社長にご登壇いただく、DAY 1の最初のセッションです。民放キー局2局が、公の場で語り合う機会はなかなかないので、ぜひともご参加いただければと思います。

塩幡事務局長の立場としては、コンテンツだけではなく、会場、ブース、配信、編集制作など、「VR FORUM 2025」に関わることは全て、当社グループ社員が企画から携わっていることに注目してほしいですね。例えば、キービジュアルや特設サイトは編集制作チームが担当。ほかにも、会場やブースのデザイン、受付のオペレーションなどもプロジェクトメンバーが考案しています。

―現在、準備の最終段階に入っていると思いますが、「VR FORUM 2025」をどのような場にしたいと考えていますか?

合田本フォーラムを通して当社が、メディアコンテンツ業界の「ハブ」になれたら良いですね。その目印が、キービジュアルのフラッグ。同じ時代に生き、共通の課題を持つ方々とともに集い、経験や知見を語り合う場になればと思っています。

塩幡そうですね。業界の「サロン」のような役割を果たせればと思っています。当社グループが一丸となって真剣に考えた「Next STANDARD」を分かりやすく提示し、皆さまとともに未来をつくっていきたいと考えています。

合田「参加して良かった!」と思っていただけるセッションをお届けしますので、どうぞご期待ください。

<VR FORUM 2025 開催概要>

                                                 
■開催日時2025年10月8日(水)・ 9日(木)
Day1|10月8日(水) 10時45分開演~16時45分終了予定
Day2|10月9日(木) 10時00分開演~17時20分終了予定
■開催形式会場(東京ミッドタウン・ホール)およびオンライン
■参加費無料(事前登録制)
■プログラム特設サイトにて公開中
■お申込み特設サイトにて受付中

【参考】「VR FORUM 2024」の開催レポートはこちらから

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