「タグとは?」 今さら聞けない!基本の『キ』

データ総合ソリューション【VR LINC】推進チーム
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このコーナーでは、日頃よりメディア・広告に関連するデジタルマーケティング関係者向けにデジタルマーケティングの世界において「これは知ってて当たり前」と解説がスルーされがちなコトバや仕組みを新入社員にも説明できるような内容でお届けしていきます。

冒頭「こんな方にオススメ」.png

今回のテーマは「タグ」です。

もくじ

【1】タグ=インターネット上のページをどう表示させるか伝える「命令文」

【2】命令文(タグ)は、複数組み合わさって1つの意味になることもある

【3】"命令"を伝えきれないときもある?

【4】命令文(タグ)の種類

【5】どんなものを計測する?

タグとは?

タグ=インターネット上のページをどう表示させるか伝える「命令文」

皆さんが普段見ているインターネット上の「ページ」と呼ばれるもの...Google検索結果ページやYahoo!JAPANトップページなどは、「HTMLファイル」によってInternetExplorer(IE)やGoogleChromeなどのブラウザに表示されます。

HTMLファイルとは、

・何を、どこに表示するのか  (例:ビデオリサーチのロゴ画像は、ページのこの場所に配置する)

・それを、どんな色やサイズで/どんな文字・画像で表示するか  (例:ビデオリサーチのロゴ画像の大きさは、幅○×高さ○で表示する)

などの命令文が書かれたファイルです。

皆さんがインターネット上である特定のページを開こうとすると、そのページの運営側から、皆さんのブラウザに「そのページ用のHTMLファイル」が送付されます。

皆さんのブラウザは、そのHTMLファイルに書かれた指示に従って、

・この画像はここに配置する

・最下部には、この文言を掲載する      

と指示内容を表現=ブラウザ上に可視化させています。

この"命令文"の1つ1つが、「タグ」です。

たとえばビデオリサーチ公式HPトップ(www.videor.co.jp)は、下記のような命令文(タグ)の集まりによって皆さんのブラウザ上に表現されています。

⑨差し替え用画像.png

< >で囲まれた文字列が「命令文=タグ」1つ分となり、どのサイトも数多くの命令文(タグ)が組み合わさることで成り立っています。

つまり、命令文であるタグをブラウザが理解することによって、初めてインターネット上のページが可視化され、みなさんがインターネットでページを見ることができるようになるのです。

「タグ」という表現を聞くと洋服を買うとついてくる値札のようなものをイメージしてしまいますが、ブラウザに何かをさせるための「命令文」だと覚えればシンプルです。

チェック1.2.png

命令文(タグ)は、複数組み合わさって1つの意味になることもある

この命令文(タグ)は、必ずしも1つ1つが独立しているわけではなく、たとえば

・タグA:この画像をページ一番右上に配置して、

・タグB:改行して、

・タグC:この画像の説明文「○○○」を赤字で記載する

のように、複数の命令文(タグ)を順番どおりにブラウザ上に表現することが大事な場合もあります。

なので、すでに出来上がっているページに何らかの新しい命令文(タグ)を追加したいとなった際には、そのタグを新しく埋め込むことで、今すでにある他のタグに何か悪影響を与えてしまうことがないか、事前に確認する必要があります。

チェック3.png

"命令"を伝えきれないときもある?

ブラウザでは、HTMLファイルに記載された命令文(タグ)を上から順に1つずつ実行しています。

ということは、ブラウザが命令文(タグ)を全部読み込み終わる前に例えば

・ページが全部表示されていないうちに、他のページへ進んでしまう

・ページが全部表示されていないうちに、F5キーを教えてしまう(リロードしてしまう)

・ブラウザごと閉じてしまう

といった行動をとった場合、HTMLファイル内に記載された指示の一部が実行されないままに終わってしまう可能性があります。

下記の例では、当社HPのページビューをカウントするための命令文(タグ)が読み込まれる"前"に他のページに進んでしまったので、

実際には当社HPへのアクセスがあっても、この命令文(タグ)に基づく「このページが1回表示された」=ページビューのカウントはなされないままとなります。

⑪差し替え用画像.png

なので、同じ指標(たとえば「当社HPのトップページ」のような、特定のページ)を2つ以上の命令文(タグ)を使って同じように計測しても、命令文(タグ)を読み込むのは「1つずつ・順番に」なので、出てくる数字が一致しないことは十分にありえます。

チェック4.5.png

命令文(タグ)の種類

前述の通り、タグは何かを行わせるための「命令文」にあたるのですが、その"命令"の中身は多岐にわたります。

その中でも、デジタルマーケティングに接する皆さんにとって関わりが深いのは、

「このサイト(ページ)/広告における○○の数を計測する」          

という場面で登場する「タグ」=命令文ではないでしょうか。

このような場面で登場する命令文(タグ)は、一般に『計測タグ』と呼ばれています。

企業によっては、『トラッキングコード』や『ビーコン』と呼ぶ場合もありますが、いずれも意味は同じです。

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どんなものを計測する?

計測に使用する命令文である『計測タグ』には、大きく分けると以下の2つのパターンが多いです。

A:表示された回数の計測

B:成果につながった件数=コンバージョン数の計測

画像4.jpg

A・Bがどんな"命令"を出しているのかというと、

A=「このサイト/広告がブラウザ上に表示されたら、『1回表示されたよ』と報告する」という命

B=「このサイト/広告で、規定された成果につながる行動(例:クリック)が起きたら、『成果が1回発生したよ』と報告する」という命令

といった形になります。

具体的に流れを起こすと、Aの場合、例えば以下のようになります。

①りさ子さんが、当社HPに自宅PCのブラウザからアクセスする

②ブラウザが、当社HPを表現するのに必要なHTMLファイルに書かれた命令文(タグ)を1つずつ読み込み、実行していく
⇒ブラウザによって命令文=計測タグが読み込まれ、実行されることを"(計測タグが)発火する"と言うことが多いです

③その中にある命令文<このページがブラウザ上に表示されたら、ビデオリサーチ社のサーバーに『1回表示されたよ』と報告する>を読み込むと、ブラウザがその命令文に従い、ビデオリサーチ(のサーバー)に対し、「私、1回表示しましたよ」と報告する

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上記の例で言うAの命令文(タグ)は、ブラウザ上でそのサイト/広告を眺めているりさ子さん側からは見えない、裏側での処理を命令しているものといえます。

命令文(タグ)の中には、私たちインターネットの利用者側からは見えないところで命令を出し、処理がされていることがあるということですね。

いかがでしたか?まとめると、以下の通りです。

タグまとめ.png

「タグ」、特にサイトや広告の計測を行う「計測タグ」と密接に関わってくるのが「Cookie」です。

「Cookieって、今さら聞けないけど・・・・何だろう?」という方は、こちらをご覧ください。

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