人気タレントで振り返る 平成を彩った人気者たち

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今回は、生活者、テレビ番組、テレビCM出稿の面から平成30年間を振り返ってきましたが、人気タレントもまた世相を表すもののひとつといえるでしょう。当社で40年以上にわたり調査している「テレビタレントイメージ調査」から、平成を彩った人気タレントを10年ごとにみていきました。


根強い「明石家さんま」「吉永小百合」の人気

男性タレントの人気度をみると、平成がスタートした89年では「西田敏行」をはじめドラマや映画で活躍した俳優が多くを占めており、その合間を縫って、「明石家さんま」「とんねるず」といったお笑いタレントが少数ながらランクインしています。

それが、10年後の98年では、「所ジョージ」「明石家さんま」「ナインティナイン」がベスト3を占めるようになり、全体的に俳優から、お笑い芸人などバラエティタレントに人気が移行しているのがわかります。

さらに、08年では「イチロー」がスポーツ選手としてTOPに立ち、歌手の「桑田佳祐」もベスト10にランクインするなど俳優、バラエティタレントだけでなく、人気のジャンル幅が広がっています。18年になると、往年の人気タレントをおさえて「サンドウィッチマン」「マツコ・デラックス」などキャラクターの立ったバラエティタレントで占められています。

一方、女性タレントは、89年はトレンディドラマで活躍していた女優陣が多く、98年はドラマだけでなくバラエティ番組で活躍した女優も上位にランクインし、ランキングをみるだけで当時のテレビ番組が思い浮かぶようです。

08年になると、女優に分け入って「ドリカム」(歌手)、「ベッキー」(タレント)、「浅田真央」(スポーツ選手)といったバラエティ豊かな顔ぶれが上位を占めるようになります。

18年のランキングに代表されるように、2010年代は「綾瀬はるか」を中心に、「新垣結衣」「天海祐希」の3女優が常連となっています。
ちなみに、この30年間で常に上位にランクインしている代表的なタレントは、男性は「明石家さんま」、女性は「吉永小百合」です。あらためて人気の凄さが分かります。これぞ、日本を代表するお笑い芸人、女優といえるでしょう。

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タレントの人気とCM起用には関係性あり!

「テレビタレントイメージ調査」は、CMなどのキャスティングの基礎データとして使われていますが、テレビCMに起用されるタレントは本当に人気があるのでしょうか。前項の「平成30年間テレビCMタレント出演ランキング」(P.20)のベスト5にフォーカスしてみてみました。

平成のCM出演ランキング1位は「上戸彩」でしたが、人気度は07年から上位に入り、10年以上にわたり人気度ランキングの常連です。
CM出演ランキング3位の「所ジョージ」は人気度では98年だけでなく男性タレントの頂点をとることもしばしば、現在も上位をキープしています。

また、CM出演4位の「阿部寛」も05年から人気度上位に食い込み08年、18年共に3位と人気は明白です。CM出演5位の「綾瀬はるか」は、09年以降人気度ではベスト20、更に12年2月以降は上位をキープしている国民的女優です。

ここまで人気度とCM出演数は比例するようにみえましたが、ユニークなのはCM出演ランキング2位「木村拓哉」。人気度ランキング上位ではないものの、女性50~69歳を中心とした女性からの人気と、性年代問わず「スマートな」イメージが高く評価されているのが特徴で、"キムタク"のブランド力がCM出演数につながっていると思われます。

懐かしい顔も多かったのではないでしょうか。新しい年号になったらどんなランキングになるのか、注目していきます。

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