【2021年版】東京オリンピックテーマソング 桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」が楽曲トップ!アーティストはYOASOBIが首位独走!年間TVオンエアチャート

最終更新日:
テレビ
#TVオンエアチャート #アーティスト #テレビ #ランキング #音楽
【2021年版】東京オリンピックテーマソング 桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」が楽曲トップ!アーティストはYOASOBIが首位独走!年間TVオンエアチャート

Billboard JAPANが提供する「CHART insight Plus」では、ビデオリサーチの視聴率データとエム・データの番組詳細データ(TVメタデータ)を活用し、チャートインしているアーティストや楽曲がテレビでどれだけ放送されたのかを可視化。このデータをもとに楽曲やアーティストのテレビでの放送回数をランキング化し、「TVオンエアチャート」としてまとめました。このランキングから、アーティストのテレビ出演や楽曲露出の最近の傾向を把握できます。
本記事では、「CHART insight Plus」がローンチして5周年を迎えたことを記念して、過去のデータを振り返ります。

2021年のBillboard JAPAN年間チャートでは、総合ソング・チャート"Japan Hot 100"は優里「ドライフラワー」、アーティスト・チャート"Artist 100"はBTSが首位を獲得しました。この記事では、Billboard JAPANのチャートと同期間(2020年11月23日~2021年11月28日)で、チャートインしている楽曲がオンエアされたテレビ番組数を集計してランキング化した、「TVオンエアチャート」の2021年・年間版をご紹介します。

東京オリンピックテーマソングの桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」がトップ!年間TVオンエアチャート~楽曲編~

【楽曲編】1位~20位

年間TVオンエアチャートTOP20 Song 2021年

2021年、最も多くのテレビ番組で流れた楽曲は桑田佳祐「SMILE~晴れ渡る空のように~」。民放5系列114局による東京オリンピック共同企画「一緒にやろう2020」のテーマソングで、民放各局が共通のオリンピックのテーマソングを使用したのは史上初でした。2021年11月から12月には、日本テレビ系「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2021」、フジテレビ系「2021 FNS歌謡祭」、TBS系「CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル」、テレビ朝日系「ミュージックステーション ウルトラスーパーライブ2021」で披露されました。

2位は、映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」主題歌の、LiSA「炎」。同映画は興行収入400億円を超え、日本歴代興行収入1位を記録する大ヒットとなりました。主題歌も大きな注目を集め、「炎」は2020年の「第62回日本レコード大賞」で大賞に輝きました。また、アニメ「鬼滅の刃」オープニングテーマの「紅蓮華」も7位にランクインしています。

3位は、YOASOBI「夜に駆ける」。デビュー曲として、2019年11月にAyaseのYouTubeチャンネルでMVが公開され、12月に配信リリース。2020年にはSNS上で話題となり、5月にはikuraが「THE FARST TAKE」に出演して楽曲を披露したことで、さらに注目を集めました。同年12月には「第71回NHK紅白歌合戦」に初出場し、角川武蔵野ミュージアムから生中継でテレビ初歌唱となりました。

2020年から2021年にかけて話題になった曲では、2019年4月リリースの瑛人「香水」が8位。"歌ってみた""弾いてみた"といった動画をきっかけに、2020年にTikTokやYouTubeでブームとなりました。
2017年8月リリースのDISH//「猫」は9位にランクイン。2020年4月に「THE FIRST TAKE」で披露されたことをきっかけに再注目され、ストリーミング再生やMV再生が増加しました。
2020年10月リリースの優里「ドライフラワー」は10位。SNSでの投稿や「THE FIRST TAKE」出演を通じて人気が高まり、2021年のBillboard JAPAN総合ソング・チャート"JAPAN Hot 100"では首位を獲得しました。

2020年にデビューしたアーティストでは、10月にメジャーデビューしたAdo「うっせぇわ」が6位。
J.Y. Parkがプロデューサーとして2020年に実施されたオーディション「Nizi Project」を経て、6月にプレデビューしたNiziU「Make you happy」が11位、同年12月にリリースのデビューシングル「Step and a step」が15位にランクインしました。

ドラマや映画の主題歌では、平野紫耀主演映画「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル」の主題歌、King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」が18位。NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主題歌、秦 基博「泣き笑いのエピソード」が19位にランクインしました。

【楽曲編】21位~50位

Song Artist 放送番組数
21位 裸の心 あいみょん 151
21位 初心LOVE なにわ男子 151
23位 I LOVE... Official髭男dism 149
23位 Grandeur Snow Man 149
25位 怪物 YOASOBI 148
26位 なないろ BUMP OF CHICKEN 146
27位 One Last Kiss 宇多田ヒカル 144
28位 Cry Baby Official髭男dism 141
29位 星野源 140
30位 パプリカ Foorin 136
31位 マリーゴールド あいみょん 135
32位 Take a picture NiziU 131
32位 D.D. Snow Man 131
34位 カイト 129
35位 Permission to Dance BTS 128
35位 シンデレラガール King & Prince 128
37位 菅田将暉 124
38位 感電 米津玄師 123
39位 Universe Official髭男dism 116
40位 HELLO HELLO Snow Man 115
41位 勿忘 Awesome City Club 110
42位 Imitation Rain SixTONES 106
43位 僕が僕じゃないみたいだ SixTONES 103
44位 Pale Blue 米津玄師 102
45位 Film out BTS 101
45位 Sing-along Hey! Say! JUMP 101
47位 魔法の絨毯 川崎鷹也 97
48位 残酷な天使のテーゼ 高橋洋子 96
49位 Love so sweet 95
50位 Luv Bias Kis-My-Ft2 94

●集計期間:2020年11月23日~2021年11月28日
●対象地区:関東
※Billboard JAPANのチャートデータとエム・データのTVメタデータからビデオリサーチにて集計

トップ3はYOASOBI・BTS・髭男!年間TVオンエアチャート~アーティスト編~

【アーティスト編】1位~20位

tvonairchart_2021matome_artist.png

2021年、最も多くのテレビ番組で楽曲が流れたアーティストはYOASOBI。2019年10月に結成し、「夜に駆ける」でデビュー。2020年のBillboard JAPAN総合ソング・チャート"JAPAN Hot 100"では首位を獲得しました。2020年にはテレビ、ラジオ、雑誌などのメディアに出演し、同年12月の「第71回NHK紅白歌合戦」でテレビ初歌唱を果たしました。楽曲編では、「夜に駆ける」が3位、フジテレビ系「めざましテレビ」2021年度テーマソングの「もう少しだけ」が4位、2020年9月リリースの「群青」が14位にランクインしています。

2位は、BTS。2020年8月リリースの「Dynamite」と2021年5月リリースの「Butter」はいずれも英語曲で、世界的ヒットを記録しました。Billboard JAPANの2021年の年間チャートでは、総合アーティスト・チャート"Artist 100"で総合首位を獲得。総合アルバム・チャート"Hot Albums"では、2021年6月リリースのベストアルバム「BTS, THE BEST」が1位を獲得しました。

3位は、Official髭男dism。2021年には、2月に「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の主題歌「Universe」、5月にアニメ「東京リベンジャーズ」のオープニングテーマ「Cry Baby」をリリース。Official髭男dismの楽曲の中で多くのテレビ番組で使用された楽曲は、フジテレビ系「めざましテレビ」2020年度テーマソングの「HELLO」、2019年5月リリースで映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」主題歌の「Pretender」、2020年2月リリースでTBS系火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」主題歌の「I LOVE...」でした。

2020年にデビューしたアーティストでは、NiziUが6位、Snow Manが10位、SixTONESが14位に入りました。NiziUはオーディション「Nizi Project」を経て6月にプレデビュー。Snow ManとSixTONESは、両A面シングル「D.D./Imitation Rain」を1月にリリースし、所属事務所史上初となる2組同時CDデビューを果たしました。

2020年12月に活動休止したは9位にランクイン。2020年の「第62回日本レコード大賞」では特別栄誉賞を受賞し、同番組に初出演。12月31日には生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」を東京ドームで開催。「第71回NHK紅白歌合戦」にも出場し、「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」として、「カイト」・「君のうた」・「Happiness」を披露しました。この年、嵐の楽曲の中で多くのテレビ番組で使用されたのは、「カイト」、「Love so sweet」、「A・RA・SHI」、「Happiness」などでした。

2021年11月に解散したV6は16位。同年3月の解散発表と、デビュー日と同じ11月1日の解散当日に行われた最後のライブは、各局の情報番組で報じられました。グループとして最後のテレビ出演は、10月26日放送のTBS系「学校へ行こう!2021」。V6の楽曲の中で多くのテレビ番組で使用されたのは、「愛なんだ」、「僕らは まだ」、「WAになっておどろう」、「MUSIC FOR THE PEOPLE」などでした。

【アーティスト編】21位~50位

Artist 放送番組数
21位 King Gnu 291
22位 スピッツ 270
23位 Hey! Say! JUMP 261
24位 日向坂46 254
25位 JO1 251
26位 秦 基博 240
27位 back number 238
28位 宇多田ヒカル 233
29位 SEKAI NO OWARI 228
30位 MISIA 225
31位 BUMP OF CHICKEN 218
32位 GReeeeN 213
33位 Kis-My-Ft2 211
34位 EXILE 207
35位 いきものがかり 205
36位 Sexy Zone 204
37位 なにわ男子 195
38位 ジャニーズWEST 182
39位 Novelbright 179
40位 緑黄色社会 178
41位 マカロニえんぴつ 175
42位 Mr.Children 168
43位 TWICE 159
44位 福山雅治 156
45位 ゆず 152
46位 sumika 150
47位 櫻坂46 148
48位 GENERATIONS from EXILE TRIBE 147
49位 NEWS 145
50位 DA PUMP 141

●集計期間:2020年11月23日~2021年11月28日
●対象地区:関東
※Billboard JAPANのチャートデータとエム・データのTVメタデータからビデオリサーチにて集計

【トピックス】Adoの楽曲を、テレビ放送回数・ストリーミング数・MV再生数から分析!

2020年10月にメジャーデビューしたAdoは、2021年の年間TVオンエアチャート アーティスト編で7位に、楽曲編では「うっせぇわ」が6位となりました。ここでは、メジャーデビューを果たした2020年10月以降のデータを用い、Adoの楽曲のテレビでの放送回数や、ストリーミングポイント、動画再生ポイント(YouTubeでの公式MV再生数に基づいたポイント)の推移を振り返ってみます。
※2020年10月から2025年1月までの間に、月間21回以上テレビで放送された曲を掲載

Ado テレビ放送回数の推移 2020年10月~2025年1月

【図1】テレビ放送回数の推移

Ado ストリーミングポイントの推移 2020年10月~2025年1月

【図2】ストリーミングポイントの推移

Ado 動画再生ポイントの推移 2020年10月~2025年1月

【図3】動画再生ポイントの推移

Adoの楽曲がテレビで放送された回数をみると(図1)、「うっせぇわ」は2020年10月のリリース以降、放送回数の増加が続き、2021年2月にピークを迎えました。その後も、TBS系2022冬季スポーツテーマソングとして「マザーランド」が使用された2022年冬、および、フジテレビ系「めざましテレビ」の2023年度テーマソングに「いばら」が起用された期間を除けば、2023年8月までの間、「うっせぇわ」は他の楽曲より多くテレビで使用されている状態が続いていました。しかし、2023年9月以降は、同月にリリースされた「唱」が、ほとんどの月で放送回数最多となっており、傾向の変化がみられます。

続いてストリーミングポイントの推移をみると(図2)、「うっせぇわ」は、テレビでの放送回数と同様に、2020年10月のリリースから2021年2月頃まで上昇を続けました。2022年には、映画「ONE PIECE FILM RED」のキャラクター「ウタ」としてリリースされた「新時代」が、「うっせぇわ」のピーク時を上回るストリーミングポイントを獲得し、Adoのファンダム拡大がうかがえます。2023年以降は、同年9月リリースの「唱」が他の楽曲よりも高いストリーミングポイントを維持しており、テレビでの放送回数との相関性もみてとれます。

最後に、動画再生ポイントの推移をみてみます(図3)。「うっせぇわ」、2021年4月リリースの「踊」、「新時代」の最も高いポイントに注目すると、ほぼ同水準になっています。一方、「唱」の動画再生ポイントの最高値はこれらを上回っており、ストリーミングポイントとはやや異なる傾向がみられます。

ストリーミングやMVでの音楽聴取状況と、テレビでの楽曲放送回数には相関性がみられる部分もあり、テレビでの露出が、楽曲のデジタル上での人気拡大に寄与することが示唆されます。

【最新のTVオンエアチャートはこちらから】

TVオンエアチャートの記事一覧

ビルボードチャート×テレビデータで最新のヒット曲をチェックできる「TVオンエアチャート」

Billboard JAPANが提供する「CHART insight Plus」は、チャートデータにビデオリサーチの視聴率データとエム・データの番組詳細データ(TVメタデータ)を掛け合わせることで、チャートインしている楽曲がどの時期・どの番組に露出しているかを把握できます。
このチャートインしている楽曲の地上波番組での露出データをまとめ、楽曲ごと・アーティストごとにテレビでの放送回数をまとめてランキング化したものが「TVオンエアチャート」です。「TVオンエアチャート」を見れば、テレビでよく流れている最新の人気楽曲・アーティストを把握することができます。

Billboard JAPANとビデオリサーチが提供する「CHART insight Plus」で楽曲露出効果を分析

この記事では、「CHART insight Plus」のデータから、最近テレビで多く流れた楽曲・アーティストをランキング形式で紹介しました。
「CHART insight Plus」では、このほかにも、番組視聴率の推移と露出楽曲・アーティストのチャートデータの推移の分析、タイアップ曲の視聴率とチャートデータの露出効果の検証などを行うこともでき、音楽アーティストや楽曲の効果的な地上波番組露出を分析することが可能です。
ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※Billboard JAPANのサイトに移動します。

【2022年版】楽曲はなにわ男子「サチアレ」が首位獲得!アーティストはAdo・なにわ・YOASOBIがTOP3!年間TVオンエアチャート
【2022年版】楽曲はなにわ男子「サチアレ」が首位獲得!アーティストはAdo・なにわ・YOASOBIがTOP3!年間TVオンエアチャート

Billboardにチャートインしている楽曲のテレビでの放送状況を分析できる「CHART insight Plus」のデータから、2022年にテレビで多く流れた楽曲・アーティストTOP50を紹介します。

【2022年版】楽曲はなにわ男子「サチアレ」が首位獲得!アーティストはAdo・なにわ・YOASOBIがTOP3!年間TVオンエアチャート

【本記事で紹介したデータ】
・サービス名:CHART insight Plus
・集計期間:2020年11月23日~2021年11月28日
・対象地区:関東
・集計対象:テレビで使用されたすべての楽曲ではなく、ビルボードのチャート集計対象曲のみを対象に使用されたテレビ番組数を集計。本人が演奏・歌唱・披露したものだけでなく、BGMとして使用された番組を含む。
※なお、「月間チャート」では、同じ日の同じ番組内で同じ楽曲が複数回流れた場合、その回数分をすべてカウントした「放送回数」に基づいてランキング化していますが、「年間チャート」では、同じ日に同じ番組で何回流れていても1ポイントとカウントし、「番組数」を基準としてランキング化しています。

サービス一覧