チョコ好き女子って実は健康志向?彼女たちの特徴を探ってみた

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チョコ好き女子って実は健康志向?彼女たちの特徴を探ってみた

もうすぐバレンタインデーですね!バレンタインデーといえば、チョコレート。
バレンタインデーだけでなく、勉強や仕事の合間の息抜きとしてなど、シーンを問わず日頃からよくチョコレートを食べる人も多いのではないでしょうか。

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1、年々増える「チョコ好きさん」

老若男女問わず広く愛されているチョコレート、実は近年その消費が増えていることをご存じでしょうか。
総務省の『家計調査』のデータでチョコレートの消費動向を見てみると(図1)、チョコレートに対する1世帯当たりの年間支出金額は近年、増加傾向で推移しています。支出金額の増加からも、チョコレートの消費が増えていることが分かります。

また、日本チョコレート・ココア協会が発表している「一人当たり年間消費量」が2014年以降2kg以上と右肩上がりであることを鑑みても、チョコレートを食べる量・機会が増えていることは間違いないでしょう。

41272_zu01.pngデータソース:総務省『家計調査』

そもそもチョコレートはどれくらいの頻度で食べられているのでしょうか(図2)。
チョコレートの食用頻度を見てみると、「週1回以上チョコレートを食べる」人が全体の約7割強を占めています。また、「チョコレートを週5回以上食べる」と回答した人も2割以上います。

41272_zu2.png

データソース:ACR/ex2020年4-6月,男女12〜69歳,7地区調査(N=11,238)



更に、データをみてみたところ、週に5回以上食べる「チョコ好きさん」は、実はここ数年で増えています(図3)。3年前の同時期に比べて、約3ポイントアップしており、チョコレートを食べることが日々の習慣化している人が増えてきていることが分かります。

41272_zu0003.pngデータソース:ACR/ex各年4-6月,男女12〜69歳,7地区調査



2、「チョコ好きさん」ってどんな人?

「チョコ好きさん」にはどんな人たちがいるのでしょうか、「週に5回以上食べる」チョコ好きさんに絞って特徴をみていきます。

チョコ好きさんの性年代構成をみると(図4)、チョコ好きさんは女性が多く、中でも40代・50代の割合が多いようです。今回はこの「チョコ好き女子」に絞って、その特徴を見ていこうと思います。

41272_zu0004.pngデータソース:ACR/ex2020年4-6月,男女12〜69歳,7地区調査



3、「チョコ好き女子」の買い物の特徴とは??

今回は「チョコ好き女子」の、チョコレートの選び方にも影響しそうな「買い物」と「健康」に関する意識にフォーカスしてみました。

まずは買い物に関する意識を見てみます(図5)。女性の平均値と比べると、チョコ好き女子は「できるだけ国産のものを使う」「化粧品のブランドを決めている」など、化粧品や食材選びなどで平均値を約5ポイントほど上回っていました。
チョコ好き女子は、買い物をする際など、自分のこだわりを重視して商品選択をしていると言えそうです。

41272_zu0005.pngデータソース:ACR/ex2020年4-6月,女性12〜69歳,7地区調査



4、「チョコ好き女子」は健康志向が強い?

チョコレートは美味しくてたくさん食べたいけれど、太っちゃう、肌荒れを起こすなど、健康面を気にされている人もいるのではないでしょうか。そこでチョコレートをよく食べる「チョコ好き女子」は健康に対してどのような意識を持っているのか見てみましょう(図6)。

チョコ好き女子と女性全体を比較すると、「健康に強い関心を持っている(+5.6ポイント)」、「定期的に健康食品を利用している(+4.4ポイント)」、「太らないように気を配っている(+3.4ポイント)」と、いずれもチョコ好き女子の方が健康に対する意識が高い結果となりました。

以前はチョコレートに対して健康に良いというイメージは薄かったですが、健康意識の高い人もチョコレートをよく食べていることがわかります。近年は健康効果を売りにしたチョコレートも目にする機会が増えており、成分や機能も日々進化をしているため、チョコレートのイメージも変わりつつあるのかもしれません。

41272_zu0006.pngデータソース:ACR/ex2020年4-6月,女性12〜69歳,7地区調査



まとめ

今回はチョコレートをよく食べる「チョコ好きさん」、特に「チョコ好き女子」について詳しく見てきました。
チョコ好き女子は女性全体と比較して、商品選択にこだわりがあり、健康に関する意識が高いという結果になりました。近年多く流通している健康効果を謳ったチョコレートは、こだわりがあり且つ健康志向のチョコ好き女子のニーズにはピッタリなのかもしれませんね。

近年、バレンタインデーの楽しみ方も多様化しており、女性から男性へ渡すだけではなく、友人同士で交換する友チョコや自分へのご褒美として買う人も増えています。それに合わせ、バレンタイン商戦も毎年活発になっており、様々なチョコレートが店頭に並び、多くの人が買い求めています。今年のバレンタインデーはチョコレートの健康効果など機能性にも注目し、自分や渡す相手にピッタリなチョコレートを選んでみてはいかがでしょうか。

※文中のACR/exデータは、ウェイト集計を行った結果を用いています。

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