アンケート調査の作り方:適切な質問の仕方とは?調査票作成時のコツ11選

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#アンケート調査の作り方
アンケート調査の作り方:適切な質問の仕方とは?調査票作成時のコツ11選

【この記事はこんな方にオススメ!】
✅アンケート調査を自分でやってみたり、調査会社等に依頼して実施しようとしている方
✅インターネット調査のやり方を学びたい方
✅アンケート調査票(質問票)の作り方を勉強したい方

アンケートの実施にあたっては、気を付けておくべきポイントがいくつかあります。
このポイントがうまく抑えられていないと、そのアンケート調査結果が信用に値しないものとなり、お金や時間が無駄となるだけでなく、間違ったアンケート調査結果をもとに間違った判断を下し、企業の意思決定にも影響を及ぼしてしまうことも・・・

本記事ではアンケートの実施方法を学びたい方向けに、アンケートで聞く質問をまとめる「調査票」の作成時に知っておきたいコツを11つご紹介します。

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1.誰でも分かり、誤解のない表現を使う

誰でも分かり、誤解のない表現を使う

最初にお伝えしたいのが「誰にでも分かり、誤解のない表現を使う」という点です。

アンケートに協力してくれる人たちに、質問の意図が伝わらなければあなたの求める回答は得られません。難しい言葉、まわりくどい表現はなるべく避け、誤解のない言い回しを心がけましょう。

【悪い例1】――――――
Q. あなたは自宅で洗濯機を使う際、お好きな洗剤を使用していますか?
―――――――――――
「洗濯機を使う場面において"好みの洗剤を選んでいる"」のか、「自分がどの洗剤を使うのか選べる"選択の自由がある"」のか、どちらにも解釈できてしまいます。

【改善例】―――――――
Q.あなたは自宅で洗濯機を使う際、洗うものや好みの香りなどに合わせて洗剤を都度選んでいますか?
―――――――――――

【悪い例2】――――――
Q. 先日千葉県で新しい遺跡の発掘がニュースになりましたが、あなたは文献学的アプローチと考古学的アプローチの2方向から、先史時代社会の理解にどのような効果が期待されると考えますか?
―――――――――――
「文献学的アプローチ」「考古学的アプローチ」・・・聞きなじみのない言葉の羅列が続いており、大変分かりづらいです。
このような質問をアンケートで聴取するのは難しいでしょう。

2.答えやすい質問から先に聞くようにする

答えやすい質問から先に聞くようにする

対面での会話と同様に、アンケート調査における質問でも「聞く順番」はとても大事です。
順を追って少しずつ深堀りしていくことで、アンケート回答者も質問の意図を理解し、スムーズに答えることができるようになります。

【悪い例】―――――――
Q1. あなたが肥満になったときに信用できる情報源として、どのようなものがあるとお考えですか?

Q2. あなたが知っている「肥満が原因で引き起こされる病気」を教えてください。

Q3. あなたが肥満を予防するために、気を付けていること、日ごろ行っていることを教えてください。
――――――――――――
肥満についての理解度は人それぞれです。いきなり「肥満になった時の情報源」と言われても、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
質問構成にも一貫性がなく、回答者側からすると「ひたすら肥満に関する意見を求められている」と感じられ、快く回答したいと思わなくなるケースもあるでしょう。


【改善例】――――――――
Q1.あなたは、肥満についてどのくらい関心がありますか?
A1. とても関心がある / ある程度の関心はある / あまり関心がない / まったく関心がない

Q2.【とても関心がある/ある程度の関心はある、と答えた人に】では、肥満を予防するために、あなたが気を付けていることはありますか?
A2. ある / ない

Q3.【ある、と答えた人に】では、具体的にどんなことに気を付けていますか。差し支えのない範囲で教えてください。
―――――――――――――
「肥満への関心」について少しずつ深掘りしていく形で質問が組まれており、センシティブなテーマに対する回答者への配慮も見られます。このような質問構成であれば、回答者もスムーズに答えることができるでしょう。

3.回答バイアスがかからないようにする

回答バイアスがかからないようにする

アンケート調査は、あなた自身の考えからは得られない"第三者"の声を調査することで、様々な意思決定の判断材料や参考にするために行うものです。
そして、"第三者"である調査対象者の方たちには、なるべく自然に、こちらからは余計な情報を与えずにフラットな気持ちでアンケートに答えてもらうことが"第三者性の担保"に繋がります。
この"第三者性の担保"を脅かすのがバイアスです。

【悪い例1:回答を誘導する設問】―――――
Q.冬といえば「こたつでみかん」ですが、あなたが冬に食べたい果物は?
―――――――――――――――――――
みかんを冬の定番かのように見せる枕詞をつけることで、「みかん」という回答へ誘導してしまっている質問と言えます。


【改善例】―――――――――――
Q.あなたが冬に食べたい食べ物は?
―――――――――――――――

【悪い例2:人の心理につけこんだ設問】―――――
Q.アンケートに最後まで回答してくれた人には、抽選で100名様にファッションブランド「×××」の新作カシミヤマフラー(3万円相当)をプレゼントします!
では質問です。あなたはファッションブランド「×××」が好きですか。
――――――――――――――――――――――
抽選で3万円相当のプレゼントがもらえるかもしれないという状況の中では、「×××」を『嫌い』と回答する人がどのくらいいるでしょうか。プレゼントをもらうためには良いように回答したほうがいいだろう、と思ってしまう人が出てくる可能性も大いに考えられるため、物で釣るような行為はご法度です。


【改善例】―――――――――――
Q. あなたはファッションブランド「×××」が好きですか。
―――――――――――――――

4.順序バイアスがかからないようにする

順序バイアスがかからないようにする

3の回答バイアスと似ていますが、設問を聞く「順番」も回答のゆがみとなるバイアスを引き起こすため、注意が必要です。

【悪い例】―――――
Q1. あなたがよく購入するビールのブランドを教えてください。
回答選択肢: スーパードライ / プレミアムモルツ / 一番搾り / ヱビス / その他

(Q1を答えた後で・・・)
Q2.あなたが思う「有名なビール」のブランドは何だと思いますか。
自由入力で回答してください。
―――――――――――――――
Q2の設問は、回答者が頭の中でぱっと思いつくブランド名としてあがるものに何があるかを調べる「純粋想起」という手法です。ですが、Q1で回答者に有名どころのビールブランドを実名で多数見せた後でQ2を聞いても、回答者がQ2で思いつくのはQ1で見たばかりのブランドばかりになってしまうのは明白です。


【改善例】――――――――――
Q1. あなたが思う「有名なビール」のブランドは何だと思いますか。
自由入力で回答してください。

(Q1を答えた後で・・・)
Q2. あなたがよく購入するビールのブランドを教えてください。
回答選択肢: スーパードライ / プレミアムモルツ / 一番搾り / ヱビス / その他
―――――――――――――――

5.均一なスケールを保ち、回答のムラが出ないようにする

均一なスケールを保ち、回答のムラが出ないようにする

何かのジャンルについて語るとき、そこには必ず「区分け」の概念があります。区分けには「大→小」と下っていく方向と、「左右」に並ぶ方向の2つの考え方があります。

「大→小」と下る区分けは、
野菜>緑黄色野菜>ウリ科>かぼちゃ といったように、マトリョーシカのごとく段々と小分けにされていくことをさします。アンケート調査を行う場合、違う区分に属するものを同じ選択肢として並べると、適切な回答が得られなくなります。

【悪い例】―――――――――――――
Q.あなたが今年になってから購入したファッションアイテムをすべて選んでください。
回答選択肢: アウター / チェスターコート / ダウン / ムートンコート / どれも買っていない
―――――――――――――――――
チェスターコート・ダウン・ムートンコートはいずれも「アウター」の1種です。カテゴリのレベルがそろっていないと、調査対象者がどこを回答したらいいのか分からなくなってしまいます。

【改善例】―――――――――――
Q.あなたが今年になってから購入したアウターをすべて選んでください。
回答選択肢: チェスターコート / ダウン / ムートンコート / どれも買っていない
―――――――――――――――――

「左右」に並ぶ区分けは、
「とても好き」「やや好き」「どちらともいえない」「やや嫌い」「とても嫌い」といったように、1つの事象に対する評価を区分けすることをさします。
このときに大事なのが、等間隔に区分けする、ということです。回答者が答える選択肢は1つ(シングルアンサー:SA)です。間隔がそろっていない場合、意図的に回答をゆがめてしまうリスクが高まります。

【悪い例】―――――――――――
Q.あなたは俳優の「×××」さんについてどう思いますか。
回答選択肢: ふつう / 嫌い / わからない
―――――――――――――――――
この聞き方だと、「×××」さんを好きな人はどう回答すればいいのか分かりませんね。「×××」さんの評価を不当にゆがめた調査結果を出すことになってしまいます。

【改善例】―――――――――――
Q. あなたは俳優の「×××」さんについてどう思いますか。
回答選択肢: とても好き / やや好き / どちらともいえない / やや嫌い / とても嫌い
―――――――――――――――――

★コーヒーブレイク★
意識を問う設問では5択と4択、どっちのほうがいい?
――――――――
アンケート調査では、前述の例であげた
とても好き / やや好き / どちらともいえない / やや嫌い / とても嫌い
といった、ある意識を「5等分」に分けた5択で聞くパターンと、
とても好き / やや好き / やや嫌い / とても嫌い
と「4等分」に分けた4択で聞くパターンが多いです。

どちらを使うべきなのかは調査で知りたいことによるのですが、一般的には以下のような使い分けがなされることが多いでしょう。
【5択のほうがよい場合】
・「どちらともいえない」「どちらでもない」といった"真ん中"の選択肢を選ぶ人が多そうな場合
・フラットな意見を問いたい場合

【4択のほうがよい場合】
・白黒はっきりつけたい場合
・どちら寄りなのかバランスが見たい場合
 例)インドア派かアウトドア派かで分けるとしたら、世間的にはどっち寄りの人が多いのかが知りたい

6.一貫性のある設問構成を意識する

一貫性のある設問構成を意識する

アンケート調査は、調査票を通じてあなたが回答者にインタビューを行っているのと同じようなものです。
人に何かを聞かれた際に話があちらこちらにそれたり、行ったり来たりすると聞き手が混乱するように、アンケート調査においても、調査票での設問構成に一貫性がないと回答者は混乱します。
設問を作る際には、最初から最後まで通した時にブレが出ないよう意識しましょう。

【悪い例】―――――――――――
<食べ物に関する調査>
Q1.あなたが好きな食べ物は何ですか
Q2.トマトに含まれるリコピンについて、一日の推奨摂取量は何グラムか知っていますか
Q3.あなたが嫌いな食べ物は何ですか
Q4.前回の国政選挙、あなたは投票しましたか
Q5.あなたはトマトは好きですか
―――――――――――――――
順番がぐちゃぐちゃな上に、Q4ではなぜか選挙に関する設問も入っており、まるで一貫性がありませんね。
これでは回答者も混乱してしまいます。


【改善例】―――――――――――
<食べ物に関する調査>
Q1.あなたが好きな食べ物は何ですか
Q2.あなたが嫌いな食べ物は何ですか
Q3.あなたはトマトは好きですか
Q4.トマトに含まれるリコピンについて、一日の推奨摂取量は何グラムか知っていますか
――――――――――――――――

7.1問の中で聞きたいことは1つまで

1問の中で聞きたいことは1つまで

設問を作る際には、1問の中で問いかける要素は1つまでにしましょう。
2つ以上の問いかけを入れ込むと、回答者側の解釈にムラが出たり、どれか1つにしか回答がなされなかったりするリスクが高まります。

【悪い例】―――――――――――
Q.マンションを購入するにあたって、ローンを組んだり、同じマンション内の住人と仲良くすることにどのくらい不安がありますか。
回答選択肢: とても不安 / やや不安 / あまり不安ではない / まったく不安ではない
―――――――――――――――
1つの設問に、「ローンを組むことへの不安」と「同じマンション内の住人と仲良くすることへの不安」という2つの要素が含まれています。
(「ダブルバーレル」「ダブルバレル」などと呼びます)

この聞き方だと、ローンと人間関係のどちらかに不安を持っている人向けの質問なのか、両方を加味して不安を答えてほしいのか、人により解釈が異なりそうです。
また、ローンを組むことは不安だけど、人間関係は不安には思っていない人はどう答えたらいいのか分かりませんね。
設問は2つに分け、問いかける要素を1つにしましょう。


【改善例】―――――――――――
Q1.マンションを購入するにあたって、ローンを組むことにどのくらい不安がありますか。
回答選択肢: とても不安 / やや不安 / あまり不安ではない / まったく不安ではない

Q2. マンションを購入するにあたって、同じマンション内の住人と仲良くすることにどのくらい不安がありますか。
回答選択肢: とても不安 / やや不安 / あまり不安ではない / まったく不安ではない
―――――――――――

8.スクリーニングをかけて、聞くべき相手を明確化させる

スクリーニングをかけて、聞くべき相手を明確化させる

多くの場合、アンケート調査を行う際には「聞きたい相手」がいます。

●子育て時の悩みにはどんなものが多いかを知りたいなら・・・聞きたい相手は「子供がいる家庭」
●若者のSNS事情について調べたいなら・・・聞きたい相手は「Z世代(12~26才)」
●東京都知事選挙に関する意識調査をしたいなら・・・聞きたい相手は「東京都民の有権者」

などなど。
これら「聞きたい相手」のことを、「調査対象者」と呼びます。
アンケート調査を行う際には、調査対象者を明確に定義し、設問の最初の段階で回答者がその調査対象にあてはまるかどうかをふるいにかける必要があります。
このふるいにかける設問が「スクリーニング」です。

【スクリーニング例】―――――――――
子育て時の悩みを調べるために、「子供がいる家庭」を調査対象者として選びたい場合・・・
Q1.あなたにはお子様がいらっしゃいますか。
回答選択肢: いる / いない

Q2.お子様の学齢をすべてお知らせください。
回答選択肢: 未就学児小学生中学生高校生大学生 / 社会人
――――――――――――――――――
上記の例では「子育て時の悩み」を聞きたいので、社会人を除いた子供を調査対象者として定義していますが、学齢により悩みごとは変わるものですので、例えば中学生以下のみを対象にするなど定義を変えてみたり、「その子供と同居しているかどうか」の設問を追加することで、「一緒に暮らしている子供」に限定するなどの調整を行うのもアリでしょう。

調査対象者をどう定義するかは、アンケート調査を行う上で非常に重要な決定要素です。
より詳しく知りたい方は、以下もご参照ください。
★アンケート調査の作り方:調査の実施方法6ステップを学ぶ

9.アンケート回答者に配慮した質問ボリュームを意識する

アンケート回答者に配慮した質問ボリュームを意識する

アンケート調査は、回答者にも負担を与えるものです。
回答者を疲れさせるような質問ボリュームにならないよう配慮しましょう。

多くのアンケート調査会社では、回答者の負荷を鑑みて「1回の調査に入れ込んでいい設問数」や「回答時間」の基準を設けていますので、彼らに推奨基準を確認するのがよいでしょう。

また、実際のアンケート調査を行う前に、自分で一度テスト回答してみて負担感を確認してみるのもオススメです。自分でも「疲れる」「集中力が途切れそう」と感じるようなら、それは質問過多です。アンケート調査を行う際には、なるべくコンパクトに設問をまとめられるよう意識してください。

10.思想・病状等に関する内容への配慮や、プライバシーの侵害につながらないことを確認する

思想・病状等に関する内容への配慮や、プライバシーの侵害につながらないことを確認する

人には聞かれたくないこと、そっとしておいてほしいことがあるものです。
センシティブなテーマに関するアンケート調査には、最大限の配慮を払うことが必要です。
内容によっては、アンケート調査自体を行わないほうがよいケースもあります。

たとえば以下のようなテーマを扱いたい際には、事前にアンケート調査会社に相談し調査を行ってもよいか?行う場合の配慮は十分か?をきちんと話し合った上で実施してください。

<注意すべきテーマ例>
・病気、持病
・生理
・政治信条
・LGBTQ
・事件、事故
・性加害    など

【アンケート調査時の配慮例】――――――
Q1.ここからの質問では、あなたの持病に関することをお聞きします。
このままアンケートにご回答いただける方は、「次へ」のボタンを押してください。

(画面や調査票が切り替わった上で)
Q2.あなたが現在お持ちの持病がこの中にあれば、すべてお知らせください。
回答選択肢:高血圧 / 糖尿病 / 四十肩・五十肩 / 高脂血症 / 喘息 / この中にはない
――――――――――――――――――
このように持病についての設問を見せる前に「これから持病に関する問いかけをしてもいいか」を確認しておくことで、回答者の心理的な負担軽減につながります。

11.この調査票から得た回答で、調査目的が満たせるか最後に見直しをする

この調査票から得た回答で、調査目的が満たせるか最後に見直しをする

アンケートを行う際には、当初よりも聞きたい設問が増えたり、途中で書き換えたりと多くの調整が発生しがちです。
ですが、作っていくうちに1章で定義したはずの「ゴールイメージ」がブレてしまい、最後に分析を行った際に「あれも聞いておけばよかった」「これは要らなかった」となるのは本末転倒ですよね。

基本的なことにはなりますが、調査票がすべて完成したら、必ず最後に1問目から最終設問まで一連の流れを通しで見直し、調査の実施目的が果たせるかを再確認しておきましょう。

【最後に】アンケート調査「済み」のデータベースを使うという方法もある

ここまでアンケート調査の「作り方」について説明してきましたが、イチからアンケート調査を企画せずともアンケート調査ができる方法もあることをご存じですか?

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