テレビの記事一覧
記事数: 328件
-
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】プロデューサーチームの「熱」
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第48回 最近、テレビを見ていて、プロデューサーチームの「熱」が、より番組作りに効いているなと思います。 例えば、TBS「音楽の日2022」での、男闘呼組の出演。あれ、成立させるのにめちゃくちゃ大変だったはずなんです。でも、きっとそこには、プロデューサーチームの強いこだわりと根性があったに違いない。 「他の番組では見られないものを絶対に成立させて
-
友人との会話やSNSがテレビ番組の視聴体験の満足度を上げる、は本当か? 〜<視聴ジャーニー>研究のススメ〜映像視聴の生活者研究シリーズ
【この記事はこんな方にオススメ!】✅テレビ番組の視聴促進のための施策を検討している方✅テレビ番組の満足度が高まる要因を知りたい方✅視聴者がどのようにテレビ番組を楽しんでいるか興味がある方 1.<視聴ジャーニー>とは? ビデオリサーチの生活者に関するシンクタンクであるひと研究所では、当社が保有するデータを活用しながら、生活者の今と未来のインサイトを探求
-
てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「秋房子」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第34回 秋房子(あきふさし)という人物をご存じだろうか。 名前を聞いてもピンとこない人がいても、その顔を見れば知らない人はほとんどいないはずだ。 そう、「欽ちゃん」こと萩本欽一の、構成作家として活動する際の別名義である。 演者としてお茶の間への見栄えや親近感を演出するために女性口調を取り入れた萩本欽一は、「裏方」である構成作家としても女性が作っ
-
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】ドキュメンタリーの中のエンタメ性
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第47回 NHK「ドキュメント72時間」がレギュラー放送開始から10年の節目を迎え、先日「歴代ベスト10スペシャル」という特番が放送されました。ありがたいことに、私も司会として参加させていただきました。ちなみに1位は名作「秋田・真冬の自販機の前で」です。 僕はNHKの強みの一つとして、民放だとなかなか入れない所にもカメラが入れるところがあると思う
-
てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「大橋巨泉」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第33回 「野球は巨人、司会は巨泉」 王貞治&長嶋茂雄の「ON砲」全盛時代、そんな決めフレーズでテレビを席巻していたのが大橋巨泉だ。 その言葉通り、大橋巨泉といえば「司会」というイメージが強いが、元々は裏方。放送作家としてテレビに関わっていた。いや、さらに遡るとジャズ評論家でもあった。 子供の頃にジャズのレコードを聴いたことをきっかけにアメリカへ
-
1本のBSテレビCMでリーチするのは推計●万人!広告プラットフォーム「BS放送」の"いま"を知る
【この記事はこんな方にオススメ!】✅テレビCM関連の業務に従事されている方✅最近の「BS放送動向」をご存じない方✅広告出稿が可能なプラットフォームの特性を知りたい方 はじめに 皆さんは普段テレビをつける際、「BS放送(*1)」はどのくらいご覧になっていますか。 好きでよく見ている人、ときどき気になってのぞいてみている人・・・視聴の仕方はさまざまかと思います
-
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】テレビ界の「リユニオン」を考える
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第46回 先日TBSで放送された「音楽の日2022」での男闘呼組の復活。岡本健一さんだけがジャニーズ事務所と契約している状態での復活。これには業界の人もかなり驚いたと思います。 映画「トップガン マーヴェリック」、そして今回の"男闘呼組 期間限定復活"はまさに僕が最近ずっと言っているX世代エンタメ、つまり1965年~1980年生まれくらいの人達が
-
データ拡充の最前線【活用編】2000万人の視聴ログから 自局(番組)の特性を描く
今年、当社の広報誌であるVRダイジェスト(2022年1月発刊)にて、当社グループである"Resolving LAB社(以下RL社)が整備する視聴ログ (テレビログ)データ"の概要をお伝えしましたが、ここではその活用事例を紹介します。 記事の中でご紹介しているサービスはこちら Resolving LAB 関連記事➀ 関連記事➁
-
てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「横澤彪」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第32回 今考えると想像がつかないが、70年代、フジテレビのキャッチフレーズは「母と子のフジテレビ」だった。朝は子供向け番組、お昼は主婦向け番組。そして、当時フジテレビの"顔"ともいえる看板番組は『スター千一夜』や『ザ・ヒットパレード』をはじめとする歌謡番組だった。 それが80年代の初頭、「楽しくなければテレビじゃない」という名キャッチフレーズを
-
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】X世代を興奮させるテレビ作り
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第45回 ここ数年、Z世代という言葉をよく聞きますが、Z世代以外に、Y世代、そしてX世代なんて定義があるのを恥ずかしながら知りませんでした。 Z世代というのは、1997年以降に生まれた人達のこと。 Y世代は1981年~1996年ごろの生まれで、ミレニアル世代とも言われていたり。 で、X世代は1965~1980年生まれで、今の40代~50代中盤とな