「ウチの会社が持ってるデータ」に、ビデオリサーチのデータをくっつけしてみたらどうなる?~データ連携で実現できるビジネスモデル~

データ統合ソリューション【VR LINC】推進チーム
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みなさんの会社には、どんな【データ】があるでしょうか?

自社ブランドのファンコミュニティ登録者やECサイト会員といった「会員の登録情報」、自社サイトに訪問した「来訪者のログデータ」など、企業様によりお持ちのデータはさまざまですが、普段こういったデータをご覧になるとき、このように思ったことはないでしょうか。

★「ウチの会社で持ってる会員情報だけだと、今自分がやりたい○○の仕事に活かすにはちょっと情報量が足りないんだよなぁ・・・」

★「ウチの会社のサイトに訪問してくれたこの人、すごく面白い回遊行動取ってるけどどんなプロフィールなんだろう?」

このようなギモンに答えるには、自社でお持ちの【データ】にはない"情報"を新しくどこかから持ってくる必要があります。これまでは、こういった"情報"を新しくどこかから持ってきたいと思ったときにまず最初に思いつくのが「追加のアンケート=本人に直接聞く」、という方法でした。ですが、技術革新が進み、アンケートを新たに実施せずとも、貴社、および他の色々な会社が持っている色々な【データ】を自社データと"くっつけて"、一緒に見ることができるようになりつつあります。

当社においても、テレビ視聴率に代表される各種メディアデータや、日本最大級の生活者データ「ACR/ex」(※1)をはじめとする生活者行動データなど、それぞれの【データ】ごとに必要な情報をまとめ、それぞれを"それ単体で"サービス提供しておりましたが、昨年リリースした「VR LINC」により、様々な【データ】の提供方法が可能となりました。

今回はその中でも、新しい提供方法の1つである<データ連携>について、いくつかの事例を交え紹介させていただきます。

■データ連携=貴社のデータと、ビデオリサーチのデータを"くっつける"こと

<データ連携>とは言い換えれば、「2つ(以上)のデータをくっつける」「統合する」「紐付ける」ということです。
みなさんの会社でお持ちの各種データ・・・冒頭の例で言えば「会員情報」や「サイト訪問者のログデータ」など、貴社で保有する【データ】とビデオリサーチが保有する【データ】は、ある一定の条件を満たすことで、"くっつける"ことが可能となります。

こうしてデータを"くっつける"ことで、自社で持っているデータに、ユーザー1人ごと/Cookieごと・・・など、個々の"ひと"単位で情報量をリッチ化させることができます。

【図1】

"くっつけ"られる当社のデータは【図1】にあるとおり、多岐にわたります。
これらの中から、皆さまが業務上どのようなことを実現させたいのか、そのニーズにあわせて適宜最適なものをチョイスし、皆さまがお持ちのデータと"くっつける"のが一般的です。

たとえば、ある企業・A社のサービスを利用する会員として、『ビデオりさ子』さんという女性がいたとします。

もし、A社の会員である『ビデオりさ子』さんに、テレビ視聴データを"くっつける"としたら、たとえば以下のようなものが考えられます。

------------------------------
<『ビデオりさ子』さんの会員情報として追加されるのは・・・(例)>

・最もよく視聴するテレビ局=「テレビ局A」 
・視聴の多い時間帯=「コの字型」
・好きなドラマジャンル「海外ドラマ(欧米)」
・好きなスポーツ番組ジャンル「サッカー(日本代表)」
------------------------------
どの企業様でも、自社の会員情報として「氏名」「メールアドレス」「年齢」「性別」「住所」といった基本特性情報はおさえていることが多いですが、当社のデータを"くっつける"ことで、彼女の普段のテレビの見方や好みまで把握することができるようになります。

■データを"くっつける"と、どんなイイコトがある?

では、実際に皆さまが保有する【データ】とビデオリサーチの【データ】を"くっつける"ことで、どんなことに活用できるのでしょうか?
活用用途は、大きく分けると3つあります。(【図2】)

【図2】

データを"くっつけ"て、自社で保有するデータ「ひとりひとり」の情報量を増やすことによる最大のメリットは、その「ひとりひとり」を深く知り、理解できるということです。

たとえば会員向けメルマガ・DMでのレコメンド内容を会員ひとりひとりの嗜好に沿ったものに変えることでメルマガ・DMの効果向上につなげたり、自社のサイトに来た人の来訪目的に沿ったコンテンツ提供を行うことで、CVや回遊率、滞在時間UPなどにつなげたり、広告配信時のセグメントに利用することで商材ニーズにあった広告配信につなげる・・・などが期待できます。

■実際の取り組み事例:テレビ関連データを"くっつけた"場合 ~ソネット・メディア・ネットワークス社との取り組み~

当社では、2018年2月1日より、ソネット・メディア・ネットワークス社(以下・SMN社)での広告配信在庫と当社データを"くっつけ"、テレビ視聴データを元にしたデジタル広告のセグメント配信へのデータ提供を行っております。

【図3】

ソネット.jpg

具体的に図式化したのが【図3】です。
まず、テレビとネットの関係を把握する当社サービス「VR CUBIC」(※2)の機械式テレビ測定による「テレビ視聴データ」から、個人を特定しない形でセグメントを作成し、SMN社に提供します。
⇒セグメントは、たとえば「テレビ視聴量の多い人」セグメントといった「テレビ実測データ」・「特定のテレビ番組ジャンル嗜好者」セグメント   など

2社のデータはCookie syncにより"くっつけ"られた状態になっているため、SMN社は、ビデオリサーチからの提供データ受け取り後、自社開発した人工知能「VALIS-Engine」(※3)によって拡張、同社保有のDSP「Logicad」(※4)によって広告配信を行うことが可能となっています。

これにより、テレビとの相乗効果をより発揮した広告展開ができるようになります。

◎どのようなセグメントがあるのか気になった方は、こちらの記事もご覧ください◎
↓↓↓
【事例①】「サッカー日本代表を応援している人」に広告配信したいなら・・・~テレビ視聴関連データを広告配信に活用する~」

「テレビ視聴データ」を使用したセグメントでの「Logicad」広告配信にご興味をお持ちの方は、
以下SMN社URL最下部「お問い合わせ」をクリックください。
http://www.so-netmedia.jp/topics/news-2018-pr_release_20180201/ 

※1:日本最大級の生活者データ「ACR/ex」についての詳細はこちら

※2:テレビとネットの関係を把握する「VR CUBIC」についての詳細はこちら

※3:人工知能 「VALIS-Engine」(ヴァリス-エンジン)とは?

「Logicad」の膨大なログ情報を解析し、様々な課題に対して局面ごとの価値を高精度に測り、答えを導き出すエンジンです。膨大な離散特徴量や連続特徴量を適切に変換活用する独自の機械学習アルゴリズムをベースに、高速・高精度に価値判断を行うことを特徴としています。

※4:DSPサービス「Logicad」 とは?

「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。

SMN社「Logicad」(以下リンク)

http://www.logicad.com/

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