記事一覧
記事数: 1065件
-
マスターブランドに対する広告クリエイティブ効果の可視化について
※本記事は2017年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。著者の所属部署は当時。 本稿の要旨マスターブランドの名前を冠し次々にクリエイティブを投下していくと、マスターブランドと個々の素材との関係性は不明確になりやすい。そこで、ブランド力を表す時系列データをもとに統計モデルによって、マスターブランドに対する各クリエイティブの効果を把握する方法を提示する。 1.本稿のテーマ 今日、ブラ
-
広告の売上効果を明らかにするMMM〜CMを1000GRP出稿したらシャンプーは何個売れる?
【この記事はこんな方にオススメ!】✅マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)を活用したい方✅売上への効果を基にマーケティング予算の配分を検討したい方✅ブランディングの意義について理解を深めたい方 1. マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)により明らかになる、広告と売上の関係性 昨今、マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)という
-
「秋葉原」と「上野・御徒町」 隣りあうエリアの特性を探る 街利用者のプロフィールを活用する〜「食」「衣」「ライフスタイル」を比較
※本記事は2015年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 これまで「SOTO」としてご提供していた屋外データも、「ACR/ex」の調査データをもとに、詳細な意識項目によるプロファイリングが可能となりました。今回は、その中の街データを用いて、街利用者の特性を描いてみようと思います。 「ACR/ex」では、街の利用も特定1週間で日記式に取得、単純な1週間リーチだけでなく、曜日ごとのリ
-
視聴率実践講座 〜 その19 〜MCR、ACRなど分析方法&データいろいろ
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 先月号に引き続き最終回の"つづき"をお送りしたいと思います。 番組・時間帯などの分析の際に参考にしたり、背景のデータとして使えたり、時には決定的な結論を導き出すことのできる周辺データが当社にはいくつかあります。「ACR」「番組カルテ」「MCR」「子供調査」などの定期的に行われている調査です。これらの調査の"視聴率"の部分は
-
視聴率実践講座 〜 その18 〜
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 さて、基本的な視聴率分析の"技"については、ほぼ先月号まででご紹介できたことと思っております。読者の方々は既にお気づきかと思いますが、分析手法の根底には"ビデオリサーチの機械式視聴率調査方法がパネルであることを生かそう"とする考え方があります。 (*パネル:同じ標本(サンプル)から継続的に情報を取る調査手法) 当社では
-
視聴率実践講座 〜 その17 〜視聴率分析方法の基本体系及びテーマ別分析メニュー
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 視聴率実践講座の(1)でおおまかにはご紹介しましたが、今回は全てではありませんが、分析手法を加えた、番組分析の基本体系図をご紹介したいと思います。 次に、テーマインデックスをご紹介します。このインデックスに関しましても、前ページ 同様全てを網羅しておりませんので、あくまでも代表例としてご覧下さい。 最後にテー
-
ニューメディアの活用は......ニューメディア・コミュニティ構想、テレトピア計画などが!
※本記事は1988年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 ●通信白書から● 62年度の通信白書が閣議で了承された。この中からニューメディアに関する項目についてピックアップしてみた。 まず情報が東京に集中していることを上げている。とくにマスメディアが集中し、テレビを例にとれば在京5局の自社制作率は90%、大阪は40%である。通信系メディアのシェアを見ても東京が41%に
-
『MAGASCENE』(雑誌メディア調査)データのご紹介
※本記事は2002年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 Ⅰ.はじめに 2001年10月に実施された「雑誌メディア調査」の結果をもとにしたレポート『MAGASCENE』、およびパソコン版の『DIGITAL MAGASCENE』を今年2月から3月にかけてリリースしました。現在の雑誌の読まれ方や雑誌への関わり方はどのようになっているのでしょうか。いくつかデータをご紹介したいと思います。
-
視聴率実践講座 〜 その14 〜毎分が対象の時点流出流入分析
※本記事は1998年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 流入流出分析を説明している途中で、話が長い間横道にそれてしまいました。話を元に戻したいとおもいます。 現在は視聴判定条件を設定した流入流出分析が主流となっていますが、もともとは毎分の時点を"2箇所"に決めて行うことが多かったのです。それは番組の開始前5分時点と開始後5分時点という分析時点設定でした。テレビのチャンネルの切り
-
デジタルメディア教室(12)〜メディア普及の鍵とは?〜
※本記事は2001年に発刊したVR Digestに掲載されたものです。 昨年12月にBSデジタル放送がスタートしてから、はや1年が経過しました。スタート当初、受信機器が品薄になるほど好調にみえたハードの普及も、現在は伸び率の鈍化が否めない状態が続いています。また、先日、開始時期の遅れが取り沙汰された地上波デジタル放送は、当初のスケジュール通りにいけば、2003年にスタートする予定となっています。