渡辺 庸人の記事一覧
記事数: 37件
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女性ティーン層のテレビ視聴の実像とアプローチのヒント 〜Screens × ビデオリサーチ × マイナビ共同調査より
はじめに ビデオリサーチひと研究所では、「ティーン層 × テレビコンテンツ エンゲージメントを高めるためのポイントを探る」をテーマにScreens、マイナビと共に調査を実施し、その結果などを分析する座談会を3社で開催しました。そこでは、女性ティーン層におけるテレビ視聴の実像と、テレビメディアとしての新たなアプローチのヒントを議論しました。本稿ではこの座談会より、ビデオリサーチひと研究所の渡辺によ
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【第3回】TVCMマッチメーカーズの"コンセプトと実証研究" 〜「TVCMマッチメーカーズ」を活用した広告効果アップの実例(検証分析)〜
第1回では、テレビCMの広告効果を高めるために番組とCMにおける内容の共通性の確認(マッチング)をすることの必要性、第2回ではビデオリサーチの新サービス「TVCMマッチメーカーズ」が算出する「マッチスコア」についてご紹介しました。 最終回の今回は、具体的に「マッチスコア」が高い番組にテレビCMを出稿することで、どのように広告効果がアップするのか、その検証結果の実例をご紹介したいと思います。 「ブ
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【第2回】番組とCMを"マッチング"させる「マッチスコア」とは?
前回は、テレビCMの広告効果を高めるために番組とCMにおいて内容の共通性の確認(マッチング)をすることの必要性と、それを実現する新サービス「TVCMマッチメーカーズ」をご紹介しました。今回は、「TVCMマッチメーカーズ」において算出される指標である「マッチスコア」についてより具体的に説明していきたいと思います。 まずあらためて、番組とCMを"マッチング"させること、それによる効果性をおさらいしま
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【第1回】TVCMマッチメーカーズの"コンセプトと実証研究"〜ビデオリサーチが提唱する、番組とCMを"マッチング"させる方法とは?〜
テレビCMの広告効果をより高めるための考え方を3回に分けてお届けいたします。第1回目は「ビデオリサーチが提唱する、番組とCMを"マッチング"させる方法とは?」です。 テレビCMの広告効果をさらに高めるための"番組選定"の課題 テレビCMを出稿するにあたり、どのような視聴者をターゲットとし、どの番組に出稿し、どのようなクリエイティブを作るのかなど、広告効果をより高めるために、検討・実施すべきこと
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高校生の生活行動パターンからクラスターを作る 〜ウェブ調査データへのソーシャル・シークエンス分析適用の試み〜
ひと研究所では、「ソーシャル・シークエンス分析」を用いて、生活者の生活行動とメディア利用実態の研究を進めています。その中で、テレビやネット動画を中心とした映像コンテンツやメディアを考える上では、高校生の生活行動が大きな転換点であることがわかってきました。その一方で、「高校生」といっても実際は様々な生活パターン(部活やアルバイト、受験など)があるにもかかわらず、総じて「高校生」と括られて論じられ
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日常生活行動やメディア接触行動の包括的なクラスタリングが可能に
当社は2017年より株式会社電通のシンクタンク「電通メディアイノベーションラボ」と「MCR/ex(※1) データ」を活用した「ソーシャル・シークエンス分析」(※2) について、共同で研究を進めてまいりました(※3)。この分析により、特定のターゲットや商品・サービス利用者の日常生活行動やメディア接触行動の全体像が、これまで以上により詳細に可視化・把握できるようになります。また、メディア接触行動に基づ
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質的比較分析手法(QCA)でF2層の「心のモヤモヤポイント」を明らかにしてみた
当社ひと研究所では、若者やF2層、シニアといったターゲット研究だけでなく、"人を知るため"の調査データの分析法やアプローチ方法についても研究しています。本稿では、F2層の「精神的ゆとり」に影響する「心のモヤモヤポイント」を題材に、少数の定性データの活用について「質的比較分析(QCA)」を適用した事例を紹介します。 「QCA」という手法に注目 当社では、テレビの視聴率調査や「ACR/ex」のよう
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スマートフォンで動画を見る時は寝転がって?!わかものレポート2017より
「ビデオリサーチわかものラボ」では、若者(18歳~24歳)を中心に、様々な調査・研究をしています。 今回は、その研究結果の中からスマートフォンで動画を見る時についての興味深いデータを紹介したいと思います。 ●動画を見る場面 インターネット動画は、通信容量の心配の無い無線LANのある環境で見られることが多く、調査データでも自宅内で視聴されている割合が高くなります。具体的
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気分は上昇!サッカーも盛り上がっています!〜ひと研究所「きぶん調査」の結果(6月)より〜
「きぶん調査」とは、「幸せ」「満足している」「憂鬱だ」「不安だ」といった生活者の"今の気分"を捉える調査で、ひと研究所が2013年7月から毎月月末に実施しています。その時々の話題になっている物事や人についても質問しており、生活者の今の気分を世の中の事象と重ねて分析することができます。 ポジティブな気分では、「幸せ」が41.5%と上昇、「満足」が34.6%と微増、「希望」が20.9%で下降となりま
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5月とは思えない気候で気分は下降の兆しも?〜ひと研究所「きぶん調査」の結果(5月)より〜
「きぶん調査」とは、「幸せ」「満足している」「憂鬱だ」「不安だ」といった生活者の"今の気分"を捉える調査で、ひと研究所が2013年7月から毎月月末に実施しています。その時々の話題になっている物事や人についても質問しており、生活者の今の気分を世の中の事象と重ねて分析することができます。 ポジティブな気分では、「幸せ」が38.3%で若干下降の一方、「満足」が34.4%、「希望」が22.2%といずれも