記事一覧
記事数: 1232件
-
【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】「ゴジラvsコング」が米映画興行界 復活のきっかけに
新型コロナウイルスの流行後に劇場公開された映画として、「ゴジラvsコング」が海外で大ヒットを記録している。 同作は、日米を代表するゴジラやキングコングが激突するアクション大作で、彼らを主人公とした一連の怪獣映画シリーズ「モンスターバース」を展開するレジェンダリー・エンターテインメントが製作し、ワーナー・ブラザースが配給しているものである。2021年3月下旬に世界公開した「ゴジラvsコング」は
-
巣ごもり消費を考察してみた〜盛り上がる園芸市場〜
コロナ禍で外出の自粛が要請され、外で大人数が集まって行うような趣味などは制限されている状況が続いています。一方で、在宅でできる趣味が注目されていると考えられます。では、実際にどのような趣味が楽しまれているのでしょうか。 コロナ禍で盛り上がりをみせる園芸趣味 在宅でできる趣味といえば、例えば読書や手芸やクラフト(工芸)、ガーデニング、(園芸)などが思い浮かびます。そこで、総務省「家計調査」で、
-
広告は「人から枠へ」回帰する 〜花王株式会社 DX戦略推進センター DXデザイン部 戦略企画室 廣澤 祐さん〜
花王株式会社 DX戦略推進センター DXデザイン部 戦略企画室 廣澤 祐さん トイレタリーや化粧品などのシェアトップメーカーであり、「スモールマス」戦略などそのマーケティング動向が常に注目される花王。その中でも若手マーケターとして異彩を放つ廣澤祐さん。経歴はデジタルマーケティングから始まり、乾燥性敏感肌のための化粧品「キュレル」の商品開発や販売・プロモーションを手掛けるなど、幅広く活躍されてい
-
利用者急増!のフードデリバリーサービス、TVCMはその利用者増加に貢献しているのか?
世界中がコロナ禍を経験したこの1年は、生活者の消費行動に様々な変化があった1年でした。リモート勤務・オンライン授業など「仕事・授業の方法」、テレビ・インターネット動画など「メディアの利用状況」、飲み会・旅行の減少など「余暇時間の過ごし方」・・・などなど、皆さんの生活にも大きな変化があったのではないでしょうか。 そんな中から、今回はフードデリバリーサービスの利用状況に着目しました。街中で「Uber
-
「WHO・WHAT・HOW」を突き詰め、実行する。 この一連のプロセスこそが真のマーケティングである 〜Marketing Demo株式会社 石井賢介代表取締役〜
Marketing Demo株式会社代表取締役 石井賢介さん 「【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書」と題したnoteが63万View、1万7千スキ(2021年3月時点)を獲得したMarketing Demo株式会社 石井賢介代表。前職のP&Gでの経験や自身の考えを体系化・理論化した内容は、マーケティングに関わる人なら必読の内容であり、SNSでの拡散も含めて大きな反響を呼んでい
-
【ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】〜ゲストの魅力を引き出すラジオパーソナリティたち〜 KBCラジオ『ドォーモ×ラジオ』長岡大雅アナウンサー他
ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第39回 ミュージシャンに対するインタビューが楽しめる番組はたくさんあります。ラジオ番組におけるゲストの時間は15分から20分ほどの番組が多く、パーソナリティ(ラジオDJ)にとっては、いかに相手の魅力を引き出してリスナーに興味を持ってもらえるか、ゲストにとってはいかに爪痕を残せるか、といった"勝負"でもあります。 2017年秋
-
【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】中国が傑作「ノマドランド」に手のひら返しした理由とは
毎年この時期になると、洋画の宣伝文句として「アカデミー賞最有力!」の文字が躍る。 常識的に考えれば最有力の作品が複数あるわけがないのだが、アカデミー賞授賞式が行われるまでは、誰にも結果は分からない。つまり、言ったもの勝ち状態なのだ。配給各社は人々の期待をありったけ煽り、アカデミー賞発表までの短い期間に可能な限り多くの観客を動員しようとするのだ。 ただし、それまでの賞レースの流れを見ている映画
-
文武両道ならぬ"公私両道"している「アニメ好き」たち
ここ数年で、「アニメ」という言葉そのものやアニメ作品、関連する商品などを目にしたり、耳にしたりすることが増えたのではないでしょうか。2016年に公開された「君の名は。」や2019年公開の「天気の子」はアニメ映画として非常に高い興行収入を得ていたり、最近では「鬼滅の刃」が歴代映画興行収入1位を記録したりするなど、社会現象を巻き起こしており、人々のアニメへの関心は高まっていることがうかがえます。
-
若者に広がるコンテンツファンの発信活動研究(その1)〜活発化する「推し」行動の背景と構造を探る〜
はじめに ビデオリサーチひと研究所では、2020年度は若者研究のための部署横断的に「若者研究チーム」を結成し、若者とコンテンツの関係について研究活動を進めてきました。若者研究チームでは、アニメやドラマ、ゲーム、アイドル、キャラクター等を今回の研究対象の主なコンテンツとして定義しています。 今回、若者がコンテンツにハマると、動画やSNSなどを用いて、様々な「発信活動」をしていることに注目をして研究
-
若者に広がるコンテンツファンの発信活動研究(その2)〜発信活動の原動力とその影響を考える〜
ビデオリサーチひと研究所では、2020年度は若者研究のための部署横断的に「若者研究チーム」を結成し、若者とコンテンツの関係について研究活動を進めてきました。今回は、「若者におけるコンテンツのファンの発信活動についての実態研究」についての第2回になります。前回の記事では、ファン活動の中でも「発信」に注目する理由について説明しました。第2回の今回は、実際の事例をもとに、ファンによる「発信」について実態