「J-RADIO」(全国ローカルラジオ聴取状況レポート)調査結果 スマホによるラジオ聴取は「東京」が最多

土屋 慶子
メディア・コミュニケーション事業部メディア・コミュニケーション部
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当社ではラジオ聴取に関するデータとして、首都圏・関西圏・中京圏において定期的に「ラジオ個人聴取率調査」を実施していますが、今回紹介する「J-RADIO」は各県ごとの日頃の聴取習慣や、生活者とラジオとの関係性を把握することが可能です。
本号では、第5回目の調査結果から注目のデータを紹介します。

日本で最もラジオを聴いているエリアは今年も「沖縄県」!

最もラジオが聴かれているのは、今年も「沖縄県」となりました。2位以降には「岩手県」(前回3位)、「北海道」(前回9位)と「山梨県」(前回4位)、「埼玉県」(前回18位)と続きます。「沖縄県」を除く4県に大きな差はなく、聴取習慣率はほぼ横並びとなっています【図表1】。「沖縄県」は調査開始以来5年連続1位、「岩手県」は昨年を除くと5年のうち4年にわたって2位にランクインし続けており、特にこの2県は習慣的にラジオを聴く人が多いことがわかります。

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「スマートフォン」による聴取は「東京都」がトップ!

近年のトレンドとして、インターネット経由でのラジオ聴取が伸びていることが挙げられます【図表2】。
その中でも特に上昇率が高いのが、「スマートフォン」(以下「スマホ」)による聴取です。17年の結果はリスナーベース※で19.9%であり、14年と比べると7.3ポイント上昇しており、スマホでの聴取習慣が少しずつ定着してきている様子がうかがえます。
そこで「スマホ」におけるラジオ聴取についてリスナーベースで詳細をみてみました。

※リスナーベース:1週間のうち少しでもラジオを聴いた人

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まず2017年のデータを年代別でみると、最も高いのは15~19歳の49.6%で、実にリスナーの半数が「スマホ」でラジオを聴いていることがわかります【図表3】。次いで20代の37.4%、30代の27.1%となっており、現状は若い世代ほど「スマホ」による聴取が多いようです。また、14年と比べると、上昇ポイントが最も高いのは15~19歳で15.2ポイントアップしています。30代~50代もそれぞれ8~9ポイント程度アップしています。

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次に、エリア別でみると、「スマホ」による聴取が最も多いのは「東京都」で30.8%。以降は「神奈川県」が28.4%、「奈良県」が25.1%、「大阪府」が23.2%、「福岡県」が22.7%と、都市部が上位を占めていることがわかります【図表4】。

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日本で最もラジオを聴いているエリアは「沖縄県」や「岩手県」といった地方エリアでしたが、一方で都市部では、若い人を中心として「スマホ」でラジオを聴く習慣のある人が多く、さらには年代を超えて「スマホ」による聴取は増えており、ラジオの新しい聴取スタイルが浸透していることがうかがえます。

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