記事一覧
記事数: 1231件
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急成長のNetflixの実態に迫る〜Netflixユーザーってこんなひと〜
近年、巨大IT企業群"FAANG"の一つに数えられるNetflix。世界に1億6千万人以上の会員を抱え、日本のユーザーも年々増加していると言われます。しかし、Netflixユーザーの詳細なプロフィールや内訳はあまり明らかにされていません。またNetflixは、契約時に会員の一般的なプロフィールを取得しないなど、従来のマーケティング的なセグメントを重視していないとも言われています。とはいえ、存在感を
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てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「石田弘」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第8回 石田弘氏、その名よりも「ダーイシ」と呼ぶほうが馴染みがあるかもしれない。言わずとしれた『とんねるずのみなさんのおかげです。』(フジテレビ)などを手掛けた名プロデューサーである。 大学時代からフジテレビでアルバイトを始め、そのままフジテレビに入社。フジテレビの制作部門分社化を受け、フジ制作に出向し、音楽番組を手掛けるようになった。キャロルが
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【小西 未来のハリウッドのいま、日本のミライ】米興行界の復活のシンボル「TENET テネット」は、予定通りに公開できるのか?
現在ハリウッドで活躍する映画監督に値付けをするとすれば、おそらくクリストファー・ノーラン監督に最高額がつくだろう。なにしろ、「ダークナイト」シリーズをはじめ、「インセプション」「インターステラー」「ダンケルク」と彼の作品はコンスタントにヒットを飛ばしているし、そのほとんどがオリジナル作品である。ハリウッド大作の大半が続編や原作に依存しているなかで、自ら企画を立ち上げ、ヒットに繋げているのだ。
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【ラジオレコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO】〜やきそば流ラジオ沼のハマり方解説〜 SBSラジオ『まだ帰りたくない大人たちへ チョコレートナナナナイト!』等
ラジオ レコメンダー" やきそばかおる "の I love RADIO 第30回 「私、40年ぶりにラジオを聴きました。ラジオってこんなに面白いんですねぇ~」 先日、とある50代の新聞記者の方(Aさん)からラジオに関する取材を受けている時にAさんが仰った一言です。Aさんは学生時代にラジオを聴きながら受験勉強をして以来、40年ぶりにテレワークのお供にradikoでラジオ番組を聴くように
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Synapse編集部が行く!日本アニメの現状 Vol.5 「アニメの楽しみ方の変遷」
これまではアニメの制作側に焦点を当ててきましたが、今回はアニメを楽しむファンの方に焦点を当てて日本のアニメの現状をお伝えします。(Vol.1、Vol.2、Vol.3、Vol.4に続き、Synapse編集部が取材した内容を元にお伝えします。) 1.時代の変化 平成というのは、多様化と分散化が際立った時代と言えます。 昭和の時代は一極集中で、美空ひばり、長嶋茂雄、石原裕次郎、力道山、大鵬などの国民的ス
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【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】 コントは作品になる
【 鈴木おさむ の WHAT'S ON TV ? 】第25回 志村けんさんが亡くなられたことは非常に残念でなりません。 亡くなられてから追悼番組がいくつか放送されていました。フジテレビのゴールデンタイムで放送されたのは、志村さんの『バカ殿』や『だいじょうぶだぁ』などの名作コント番組。スタジオにはドリフのメンバーやコントを一緒に演じた盟友たち。 放送される前に僕は「亡くなられてそんなに時間もたってな
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【TV2020】オカルト的な"1%の真実味"に人は集まる〜株式会社たきびファクトリー代表 寺井広樹さん〜
株式会社たきびファクトリー代表 寺井広樹さん 寺井さんは「涙活」「離婚式」など、メディアからも注目される企画を次々と生み出すプランナーです。しかし、自身はテレビやネットをほとんど観ないというライフスタイルを続け、あくまで自分が興味を持てるものを突き詰めている。そんな独自のスタンスを貫く寺井さんには、テレビやネットの現在の姿はどう映るのでしょうか?多くの人の心を惹きつけるプランナーの感性に迫り
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世界中で感染拡大「新型コロナウイルス」による環境変化は、テレビ視聴にどのように影響する?
〈「新型コロナウイルス」の猛威〉 2020年の1月中旬から日本でも感染が確認されはじめ、今もなお外出の自粛要請やオリンピックの延期など、我々の暮らしに大きな影響を与えています。国内の感染者数は1万5,000人を超え、世界では370万人以上の感染者が確認されており(5月7日午前10時時点)、その数字はこうして記事を書いている間も増え続けています。家にいる時間が増えたことによって、人々のテレビの視聴
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てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「砂田実」篇
てれびのスキマの温故知新~テレビの偉人たちに学ぶ~ 第7回 かつてテレビ界には「ショクナイの帝王」と呼ばれた男がいた。久世光彦、実相寺昭雄、今野勉らとともに草創期のTBSを支えた砂田実氏である。「ショクナイ」とは「内職」をジャズマン流に逆さにした言葉。会社を通していない仕事、最近よく使われる言葉で言えば「闇営業」のことだ。 砂田はTBSの社員でありながら、数多くのヒットCMや、コンサートなどのステ
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コロナ状況下におけるみんなの「今」の気分は?
緊急事態宣言が全国で延長され、「STAY HOME」という単語に象徴されるように、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため人々は外出の自粛を求められ、店舗は休業を要請されこれまでの生活とは一変した毎日を送る日々が続いています。当社では視聴率をはじめとする各種メディアデータだけでなく、一般生活者の動向を捉えるためのデータも多数保有しています。その中でも今回は、ひと研究所が不定期で実施している「きぶん